7月号までの鑑賞は見え番傘川柳会の山縣正彦さんでした。
正彦さん、多忙な中を3ヶ月間有り難うございました。
〇 耄碌を漢字で書けるまだよいか 山田ヤマトミ
画数の多い漢字は筆者も苦手です。山とか上下とか簡単な字が一番好きです。でも難しい漢字があるからこそ脳トレにもなり老化の予防にもつながり感謝しなければいけないのではないでしょうか。
〇 胃袋は土筆草餅春盛り 尾方 静子
終戦後の食糧難の時代、春になり学校から帰ると籠を片手に土手の土筆に目を光らせたものだ。もう土筆採りのシーズンは終わりを告げたがこの作品に触れ来年は取って味わおうと楽しみにしています。
○ 輪が丸いきっと誰かが耐えている 河合 正秋
上五の「輪が丸い」の描写に対し下の方の「誰かがきっと耐えている」と表現に強い説得力があり納得させられる一句に仕上がったと思います。
○ 若かったねと馬鹿だったねはよく似てる 澁谷さくら
人生をよく見据えた作品の一句。じっくりと向き合うとじんわり作品の良さが全身に伝わってきます。
○ 真実を語る鏡で憎らしい 本多 春子
筆者の妻が最近こんなことを言いました。昔は鏡と対面するのが楽しみやったけど今は嫌や。なんでと聞くと皺が増えたからだとのこと。男は皺の事などさほど気にも留めないが男と女の違いなのでしょう。
〇 地図にない人生行路妻と行く 山井十文字
相思相愛の夫婦像が目に浮かびます。長い人生いい時も悪い時もある。助け合い励まし合って未知の領域へチャレンジ。いつまでもお元気で仲睦まじくお過ごし下さい。
○ 春休み孫の相手で若返る 山上 信子
○ 孫との旅来れた幸せしみじみと 山本 孝枝
筆者にも孫が二人居ます。大人とのつき合いとは全く違う初々しさが心を和ませてくれます。
○ 生き方を学ぶ友との交流で 小沢千代子
いいお友達に恵まれなによりですね。友達は宝ものと言っても過言ではありません。嘘いつわりのない会話の中で充実した刻が流れてゆく。
ヤマトミさんも、信子さんも、孝枝さんも、千代子さんも新人に近いです。励みになると思います。
☆ 何とか、本郷川柳会の資料が揃いました。出掛けてきます。
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