筋力アップトレーニングで健康維持と前向きな人生を
週に二日ほど筋力アップのためトレーニングジムに通うことが習慣となっている。若い頃なら「筋肉をつける」というと、たくましい体をつくるためのものという印象が強かった。しかし年齢を重ねてみると、筋力を保つことの意味はもっと重要であることに気づく。健康を維持し、これからの人生を前向きに楽しむためにも、筋力は大切な「生活の土台」となるということである。
年齢とともに筋肉量や筋力は少しずつ低下していく。これは誰しも身体の自然現象で仕方のないことである。そして足腰の筋力が落ちれば、歩くことや階段の上り下りがおっくうになり、転倒の危険も増えてくる。反対に、無理のない範囲で筋力トレーニングを続ければ、立つ、歩く、物を持つといった日常生活の動作を支える力を維持しやすくなる。筋力アップの良さは、実は身体だけではない。トレーニングを終えたあとの心地よい疲労感や、「今日もやった」という小さな達成感がある。昨日より少し楽にできた、前より楽に階段の上り下りができるようになった。――そんな小さな変化も励みになる。
健康づくりというと、とかく「病気にならないため」と考えがちだ。しかし、もっと積極的に考えてもよいのではないだろうか。自分の足で出かける。趣味を楽しむ。仲間と会う。旅行に行く。そして川柳の句会や大会にも元気に参加する。そのために必要なのが「動ける身体」である。
筋力トレーニングは、何歳になっても自分らしい生活を続けるための備えともいえる。ただし大切なのは、無理をせず、自分の体力に合った運動を継続すること。週に二日でも、「続ける」ということに大きな意味がある。
川柳も筋力も、一日にして成らず。川柳も一句一句を積み重ねて句力を磨くように、一回一回のトレーニングが明日の体をつくっていく。筋肉を鍛えることは、単に身体を鍛えることではない。
【筋力アップトレーニングはこれからも人生を楽しもうという気持ちを鍛えることと一緒である】
では最後に一句。『筋トレで楽しい明日を磨き上げ』
柳山
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