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膝をポンと打つように「なるほど!」と、その句に感銘することを
「膝ポン川柳」と呼ぶそうです。

フジテレビ系列「トリビアの泉」の「へぇボタン」が句会にあったら、まさにこれなんでしょうね…。

膝ポン川柳は「技巧にはしりがち」などという解釈もあって、必ずしも全ての方が好意的に捉えていない向きがありますが、実作をせず、句会・大会の披講を取材する私たちにとっては、楽しみの一つです。

ホントに叩くかどうかは別として、耳で句を聞いて「なるほど!」と膝をポンと叩くこのライブ感、ドキドキ感は魅力的だと思うのです。

話変わって、学生時代に読んだ吉川英治の「三国志」(講談社文庫)。
押し入れから出てきたので、先日から読み返しているところです。
そこで見つけた、

  青年は笑くぼを送って、
  「ありがとう」と、少し頭を下げた。

という一節が、まさに膝ポンでした。
「笑くぼを送る」なんて表現、思いつきもしませんでした。

川柳をルーツに持つ文豪・吉川英治にリスペクトしつつ、膝ポンを繰り返す日々です。

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