岡崎川柳研究社の近藤智子さんに、4月号近詠作品の中から鑑賞して頂きました。
○ 食べ切れるシニアランチの無い不満 清水 和子
シニアと呼ばれる年代は、捨てる残すに少なからず抵抗がある。食糧難の時代に生き抜いて来たからである。空っぽのお皿に、ごちそう様と言いたいのである。
○ 山姥がはにかんでいるチョコ売場 須﨑 東山
身近に孫や婿が居れば、人並みにチョコを贈りたい。チョコの好みも承知している事だし、その気持ちは、山姥であろうとも変わりはない。
○ 悩み事しゃべってる間に消えました 杉浦 芭童
特に女性は、おしゃべりがストレス解消。悩み事を話すと軽くなれる一番のクスリに違いない。相槌を打って貰うだけでいいのです。
○ 昨日より明日の話をしませんか 鈴木 順子
後を振り向くことなく、建設的に前向きに、こうありたいものです。此処の昨日は、あまりよい日では無かった様だ。もしも良い日だったら、何時迄も胸に暖まっている事だろう。
○ 景品は五億円より嫁をくれ 藤城 嘉幸
五億円と言う気の遠くなるような金額より、嫁が欲しいとは、笑えぬ現代の世相である。今、男女共に四十代の独身が、私の近辺にも五指を数える。自分の意志もあるだろうが、熟年結婚は難しい事だろう。
○ 八十路にて女らしさの匂う人 細井 道子
昔、七十才くらいの尼様を知っていた。物腰仕草、若かった私が目を離せないほど素敵なひとだった。尼様の草庵を突き止める程、憧れた事があった。十六才の頃、どうして此の子が女学校に居るのだろうと、不思議なくらい丸で男のクラスメートが居た。そして、持って生れた一人一人のムードが有ることを知った。
○ 節電をします被ばくは勘弁ね 牧野百合子
3・11以後は、毎日節電に心掛けている。脱原発を、しきりに願いながら。
○ パリコレに遠いモードでローヒール 武籐 伶子
一生涯ハイヒールに縁が無かった私も、転ばぬが一番主義でローヒールを通している。コシノジュンコの世界は、高嶺の花でいいのです。
○ 血圧計買ってストレスまた増やす 小田 善作
血圧計を持つと、高ければ何度でも計り直す、その内にだんだん低くなって、何が何んだか解からなくなって止めてしまう。成る程、しばらくはストレスが続く事だろう。
○ すげ替えた今がチャンスか拉致家族 山下 益生
拉致家族のご両親たちが、お元気な内にと、願わない者は居ない。どうぞどうぞと祈るばかりである。
山の あなたさん、よかったら またコメントをお願い致します。先月のコメントは、コピーをして、本郷教室での資料にさせてもらいました。
5月31日に、『中日文化センター 浜松川柳教室』の仲間11名で、日帰り箱根旅行をしました。芦ノ湖畔にある『ラティッツオ』というお店で昼食、成川美術館と箱根関所の見学をしてきました。行きは新東名高速を通り、山また山ばかりで、鮮やかな緑に、この日一日を確保するために睡眠不足になっていた脳が、しっかりリフレッシュ!できました。
Loading...





















































