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たった今、麻衣子女史にお越し頂き、やっとブログにアクセスすることができました。
ありがとうございます。お手数をおかけしました。
昨年の超多忙から、Facebookもこのブログも更新する間がなく、開店休業でしたが、今年になってアクセスしようとすると「Not Found」というページしか出て来ず、そのままになってしまっていました。
ただいま、無事に再開通して、「ああ、よかった~」と胸をなでおろしたところです。

私の稼業は、川柳ではなく美術大学の講師ですが、そういった意味でも昨年は殆ど美術展に顔を出すことが出来ないままでした。新しい知識・知見を得るには、ホンモノの作品と対峙することが早道で、画集などの写真でモノを語ると、とんでもないことを教えてしまいかねません。
今、上野の東京都美術館に来ているイタリアルネサンスの巨匠の一人、ボッティチェリの作品は、卵黄に油性分を加えた「テンペラグラッサ」という技法で、油絵の作品よりひときわ明るい画面になります。ところが、画集は、コントラストを調整してしまっているため、目で見るよりもずっと暗い部分が濃く、また強く、ホンモノの作品の優雅なコントラストや微妙な色彩を再現していません。
写真の「美しきシモネッタ」も有名な作品ですが、やはり、目で見たものと写真とは決定的に異なり、改めてボッティチェリの素晴らしさに感銘を受けました。
川柳も似たところがあります。句会において課題で作った句は、どうしてもアイディアや技巧勝負のところが多く、もっといえば、選者の好みまでも考えてしまったりします。しかし、旅先でひょいと生まれた575や、人生の喜怒哀楽の場面でフト生まれた川柳には、作者自身の心理までが宿り、句に深さがでてきます。
すなわち、頭で作るのではなく、目で、または、心で作ることが大切であることを感じます。
娘を連れての絵画鑑賞の勉強をさせるつもりでしたが、私の方が絵から学ぶものが多く、久し振りに学生に戻って、ボッティチェリ先生の指導を受けてきた気がします。

ボッティチェリ展

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