中学生の頃、「ひであき」というあだ名の先生がおられました。このあだ名は徳永英明の曲「壊れかけのラジオ」から来ており、つまり同じ話を何度も何度もする先生だったのです。今考えると失礼な上にしょうもないあだ名ですね。
ひであき先生から何度となく聞いた話で、すごく印象的なものがあります。
先生は外国人に日本語を教えていたことがあり、俳句の実作をしたのだそうです。
そこで、優秀なイギリス人の生徒が詠んだのが
《浅草に鳩がたくさんおりました》
という一句。先生は「これではただの事実で、ポエムとはいえないだろう」と言ったのですが、作者は「この句と『古池や蛙飛び込む水の音』のどこが違うのだ?」と詰め寄ったのだとか。
先生がその生徒をどう納得させたのかはわかりませんが(私が忘れているだけかも)、ともかく先生は「五七五の余韻や広がりを楽しむのは、非常に高級なことだ」とおっしゃっていました。
中学生の頃は「またラジオが壊れた」などと思っていた話を、15年経って新鮮な気持ちで思い出しています。
画像・ついにできました!川柳手帳2008!
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