Loading...Loading...

 ファイル 683-1.jpg

 中学生の頃、「ひであき」というあだ名の先生がおられました。このあだ名は徳永英明の曲「壊れかけのラジオ」から来ており、つまり同じ話を何度も何度もする先生だったのです。今考えると失礼な上にしょうもないあだ名ですね。
 ひであき先生から何度となく聞いた話で、すごく印象的なものがあります。

 先生は外国人に日本語を教えていたことがあり、俳句の実作をしたのだそうです。
 そこで、優秀なイギリス人の生徒が詠んだのが
《浅草に鳩がたくさんおりました》
という一句。先生は「これではただの事実で、ポエムとはいえないだろう」と言ったのですが、作者は「この句と『古池や蛙飛び込む水の音』のどこが違うのだ?」と詰め寄ったのだとか。
 先生がその生徒をどう納得させたのかはわかりませんが(私が忘れているだけかも)、ともかく先生は「五七五の余韻や広がりを楽しむのは、非常に高級なことだ」とおっしゃっていました。

 中学生の頃は「またラジオが壊れた」などと思っていた話を、15年経って新鮮な気持ちで思い出しています。

画像・ついにできました!川柳手帳2008!

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

   ウズラの上にキーホルダーが乗っている図? ・・・いえいえ、猫柄のポーチです。本物の毛皮と見比べてください(笑)。このキーホルダーは友達からのトルコ土産。魔除けなのだそうで、よくよく見ると目玉がい... 「さて、これは何でしょう」の続きを読む
     正月明けからバタバタし通し、気付けばもうすぐ2月です。時間に追われているくせに月の感覚が麻痺しているのは、月刊誌の編集が前月にピークを迎えるせいかなあ?とも思うけれど、目先のことばかりに振り... 「寒い寒い」の続きを読む
 「川柳研究」でいつもお世話になっている西來みわ先生のご自宅に東京支社チーム総出(と言っても3名ですが)でお邪魔しました。しかも、昨年秋に弊社から刊行した「川柳句文集 豆電球」の著者・丸山芳夫先生と同... 「お出かけDAY」の続きを読む
  休みが明けたとたん、ドトウの日々を送っていました。ほっとかれることが多かったウズラも、ようやく落ち着いたようで・・・。 ... 「近況デス」の続きを読む
   今日は所用で池袋へ行きました。いまだおのぼりさん気分(新潟出身)が抜けず、「池袋に用事があるなんて、カッコイイ!」と思ってしまう自分が恥ずかしいです。  池袋は東口に西武百貨店、西口に東武百貨店... 「おのぼり」の続きを読む
最後のおおづめです!世紀の一大句集なだけに、誤りがあってはいけないと、慎重に慎重を期して作業を進めております。 今月末にはお届けできる・・・はず。 新葉館スタッフより、内容確認の電話が入った際には温か... 「川柳作家大全集」の続きを読む
Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K