《道をきくいい人相が見あたらず 岸本水府》
川柳六大家の一人、水府(明治25~昭和40年)の作品。方向音痴である私の信条は「迷いそうになったら、とにかく地元の人に道をきく」こと。カンで動いてトンチンカンな方向に進んでしまったりと、過去にさんざんな目に遭っているので、地図を読んでも分からない場合は、早めに人を探すことにしている。
その時、人間心理としてなるべく話しかけやすそうな方を探すのだが、パッと見で相手の内面まではかることはなかなか難しいので、周囲にコワモテしかいないと非常に焦るのだ。
これを自分に置き換えたらどうだろう。そういえば駅のホームなどで行き先を尋ねられることが多いような気がするが…はい、勘違いです(笑)。水府の句を思えば、道をきかれることは嬉しいが「私なんかに聞いても知らんぞ」と心の中で必死に叫ぶ自分がいる。
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