Loading...Loading...

11月12日、奈良県橿原市「かしはら万葉ホール」にて

「国民文化祭なら2017~日本のはじまり橿原市へいざ川柳の祭典」が

行われた。

朝からキンキンに冷えた、素晴らしい晴天である。

事前参加者2257名、当日参加者713名。

北海道から沖縄まで、全国津々浦々からのお客様である。

この日のために一年半準備をしてきた。

そらもう、失敗なんぞあるはずがない!

ごった返す受付、

橿原市の観光ブース、物産展、

弁当券、交流会の受付、

点字プログラムブース等、入口からむんむんの熱気だ。

お弁当を食べなかった方は残念だが、

相当いい内容だったらしい。

(1000円なり)

あちこちから元気なあいさつや呼び声、

これが全国大会の雰囲気なのだ。

開会式につづいてのアトラクションでは、

奈良県の歌手であり講談師である、川本三栄子さんに

ステージを沸かしてもらった。

奈良と橿原のゆるキャラ、

せんとくんとさららちゃんに一緒に出てもらい、

「あなたとなら大和路」を歌ってもらう。

場内からは手拍子が響き、大盛り上がりを見せた。

続いて川本さんのオリジナル講談「日本のはじまり~神武天皇物語」、

いやあ、いいねえ。

こういうアカデミックな内容をわかりやすく、

面白く講談にしあげてもらって、

30分があっというまのステージだった。

そしてその後は事前投句、当日投句の発表。

さらさらと進んだその後に待っているのは、

文部科学大臣賞をはじめとするトップ10賞の発表。

この発表方法については、かなりもめた。

最近増えているプロジェクターがイマイチで、

なんとかできないかと相当みんなで悩み、

くじけそうになりながらも頑張った。

なんと60センチ×5メートルの巨大短冊に、

入選句を書いてもらい、それを舞台につるしたのだ。

ステージの上に合計21句の巨大短冊がぶら下がった。

ステージの端から端まで川柳である。

見事、圧巻である。

書いてくれた西川國治さん、井上洋三さん、ありがとう(涙)。

入選した人も、全没の人も、この一日のため頑張った、

素晴らしい奈良の仲間たちである。

総勢140名のスタッフの多くが、

アトラクションも発表も聞いていない。

それぞれ持ち場で働いていたから・・・。

お昼が食べられなかった人もいるし、

交流会終わってからもバスの誘導をしていた人もいる。

皆見えないところで働いた。

すごいことだと思う。

 

まだ少し興奮の中にある。

やり遂げた達成感と疲労感、そして後始末のあれこれ。

正直、途中で投げ出したい気持ちに何度もなったし、

愚痴が増えることもあった。

だけど、大人の文化祭、いいじゃないか!

こんなのってなかなか味わえるものではない。

ありがとう、国民文化祭。

そしてきてくれた全国皆様も本当にありがとう。

追伸)「鐘」の発表が舞台で行われている間、

舞台袖まで消防車と救急車のサイレンが聞えていた。

なんと3時半頃、近くの国道でコンテナトラックが

爆発炎上していたのだ!

ロビーまで臭いが入ってきて、橿原市職員の方が

見に行ったそうだ。

その後大渋滞で、シャトルバスも混乱したようで、

ご迷惑をかけた皆様すみません。

 

 

 

 

 

 



この投稿を読んで「いいね」「参考になった」と思ったらクリックをお願いします。
なお、Facebook、Twitterなどのアカウントをお持ちの方はそちらをクリック頂き、また、「ひざポン」ボタンもクリックください(ひざポンは無記名ボタンですのでお気軽にクリックください)。

国民文化祭華々しく開催!  ~コンテナトラック爆発炎上!?”にコメントをどうぞ

  1. 久美子 on 2017年11月14日 at 8:46 PM :

    本当にお疲れ様でした!

    きりりさん、とっても綺麗でした。肌の色、白っ!!!!

    あの渋滞は、爆発だったのね…

    10分で着く旅館まで、90分かかったの…涙。

    もう少し忙しい時間が続くと思いますが、ファイトです(‘ω’)ノ

    • 阪本きりり on 2017年11月28日 at 1:30 PM :

      久美子さま

      そーなんです、すごい事故だったようです
      帰り、8時半ごろもまだ交通規制していました
      はい、ありがとうございます!
      反省会も終わってやれやれという所です

  2. 小林祥司 on 2017年11月20日 at 2:19 PM :

    きりりさん
     国文祭、大盛り上がりでおめでとうございました。
    受付から出句、そして大会とスムーズに流れ、見事な運営に感心しました。皆さま本当にお疲れさまでした。
     何と言っても一番の感動は、緞帳があがり目に飛び込んで来た巨大な短冊でした。圧巻でした。
    呼名が出来ず落ち込んで(?)いた自分も奈良に来て良かったぁ~と感動しました。スマホで撮った写真を皆に見せびらかしました。凄いねぇと皆も感心していました。
     そうそう、きりりさんの司会が良かったです。
    落ち着いており、声も会場に通り素敵でした。一緒に参加した隣の柳女に「きれい!女優さん?」と訊かれました。
     本当に長い間の準備お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

    • 阪本きりり on 2017年11月28日 at 1:35 PM :

      祥司さま
      ありがとうございます!
      あの巨大短冊(垂れ幕)をほめてもらうと、
      ホントにうれしいです
      時間の限られた中、
      句箋整理 → 一次選 → 入選句整理 → 筆耕 → ぶら下げ、と
      とにかく緊張の連続でした
      これで、奈良県の会派を越えたチームワークが
      できたみたいですよ!

  3. らき on 2017年11月25日 at 11:43 AM :

     とにかく文化祭、大成功おめでとうございます。読みながらきりりさんの熱い気持ちがガンガン伝わってきました。後作業も半端なく大変だと思いますが、休める時は休んで、体調を崩さないようにしてくださいね。

    • 阪本きりり on 2017年11月28日 at 1:37 PM :

      らきっち

      ありがとね、いつも心配してくれて
      ここからは少し休みながらの生活にシフトしていくつもり、です
      ストレスはやっぱり良くないなーと実感しました
      こんなことで寿命縮めては・・・ダメだよね

  4. 鈴木 順子 on 2017年11月27日 at 6:03 AM :

    きりりさん、おはようございます。
    披講の時の写真と身近に置いて何度も読み返したい手紙を有り難うございます。
    大事にします。
    巨大短冊‥、私の成績発表をされてるみたいで‥ 怖く‥ 感動しました。
    あれを見なくて帰られた方が多いんですよね‥。

    • 阪本きりり on 2017年11月28日 at 1:40 PM :

      順子さま

      あの短冊のために、相当な打ち合わせと時間、
      人手を使いました
      やってよかった・・・と思っています
      あれを見ずに帰った方が大勢いるんですよね
      もったいない・・・
      遠方の人はやはり電車の時間とか
      ありますからね・・・
      また次回お会いするのを楽しみにしています!

阪本きりり へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K