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 去年の卒業証書授与式の事を書いたブログを読み返してから、書き始めています。

 昨夜、私の事を知ってくれている最後の後輩の卒業証書授与式へ行って来ました。

 今年の卒業生は10名でした。入学時の半分の生徒です。担任を持っていない先生などが座っている、卒業生やその父兄の座席からはちよこっと離れたところに座りました。父兄席の前の席あたりに着物姿やちょこっと派手な簪を付けているお母さんたちが居て、(今年の卒業生のお母さんには派手な人がいるんだなぁ)と思いながら‥。

 少しして周りを見回すと、私たちが卒業する時に「在校生送別の辞」を読んでくれた若者が座って居ました。彼は一度働いてから定時制入学をした少年でした。始めは仕事と両立でしたが、勉強に専念したくなり仕事をやめました。そして大学へ。

 「一同礼」が終わり、卒業生保護者代表謝辞の準備をしている間に、「久し振り、大学行ってる?」「もちろん」「私が知ってる子もこれで最後なのよ。私も今年で終わり。来年も来てやってくれる」「はい、来ます、来ます」バトンタッチが終わりました。

 若者より少し離れた席に娘の菜穂も来ていました。菜穂は私の卒業式の時も来てくれていたので「あそこに座っているの私の娘、竹下先生(卒業生の担任)が昼間の頃に陸上部でお世話になったから…」なんて話しているうちに、卒業生退場に。

 若者と二人で、卒業生が通るところへ。私たちを見つけてびっくりする生徒や、「やぁー」って感じの生徒や、にこにこしてくれる生徒の中に、「順子さん」って言ってくれる生徒が。去年のブログに書いた、来年卒業する‥、の少年でした。

 式が終わってから、階段の途中で校長先生に会い、ご挨拶。階段を降り切ったところで教頭先生に会い、ご挨拶。私たちの年から定時制の卒業式が良くなって、感謝の気持ちが良くでる式になり、昼間の父兄役員が、昼間の卒業式より定時制の卒業式のほうが良いと言っていると聞き、嬉しかったです。着物姿の集団は全日制のお母さん方でした。

 卒業生の教室へは菜穂と一緒に行きました。竹下先生が父兄への紹介も兼ねて「覚えているか、鈴木さんだよ、僕は親子を教えたんだよ」。

 「今年も女子だけに依怙贔屓」と言いながら女生徒3名へハンカチのプレゼントを手渡しました。

 昨日書いた修行僧君へのプレゼントは、たぶん宗教大学へ進むずと思い、自分用に買っていた書きやすいボールペンと替え芯のセットにしました。が、「○○君、稲荷へは何時まで居るの?」と聞くと「3月いっぱい」と言う。

 「順子さん」って言ってくれた少年も大学に進むと言う。彼とは今夜でお別れになる。で、そおっと彼へのプレゼントにしました。

 豊川稲荷参道の一角にある文房具屋さんが、うちの取引のお店なので、修行僧君へは近日のうちに届けることに、です。

 還暦以後の私の人生に彩りをくれてるものは、定時制高校で学んだことです。充実してた4年間プラス3年間にひとくぐりです。

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豊川高等学校第65回定時制卒業証書授与式”にコメントをどうぞ

  1. 祥司 on 2013年2月16日 at 8:31 AM :

    順子さん おはよう。
    いいお話をありがとう。朝から爽やかな気持になりました。
    順子さんの句集「夜明け前」のエッセイでの仲間や先生方からの「順子さんの還暦祝い」を思い出しました。
    定時制高校にも「順子の足跡」をしっかり残されましたことに感動し拍手をお送りします。
    これからも身体には気をつけてやって下さい。

  2. 沢田正司 on 2013年2月16日 at 8:56 AM :

    順子さん                          私も[夜明け前]を読んで以来、順子さんの人生に脱帽した一人です。すばらしい人生に乾杯。これからもいつまでも輝かしい日々を送られることを祈っています。

  3. 閑雲 on 2013年2月16日 at 8:03 PM :

    こんばんは。豊川高校定時制、味わいがありますね。
    僕も高校時代のクラスが一番仲がよかったです。担任、生徒会の顧問の先生からは未だに年賀状をいただいています。
    順子さんもこれからも母校を誇りをもってご活躍を。

    定時制よき人生の通過点   閑雲

  4. 鈴木順子 on 2013年2月17日 at 8:05 AM :

    祥司さん、正司さん、閑雲さん、
    おはようございます。今朝はのんびり目覚めました。
    コメントをありがとうございます。
    娘が高校の先輩になる親子って、まず、いないですよね(笑)
    菜穂に15日の朝、「今日は竹下先生の生徒の卒業式なのよ、先生これで退職だって」と話した時には「行けたら行くね」と言っていたんですが、
    私が式場に着いた時には、また菜穂は来てなかったですが、しばらくして周りを見たらいました。私立高校は先生の移動が少ないので、菜穂にとっても私にとっても懐かしい先生がいて、声掛けたり声かけられたり幸せな時間でした。
     懐かしい話をするなかで、菜穂が2年3年の時の担任が、まだおられると聞き、菜穂は全日制の職員室へ。その時に受付をしたらしく、受付の人が、「お母さんの後輩のような気がする」というので、また、仕事の帰りにちょこっと寄ってみようかしらん、と思っています。
    豊川自衛隊から定時制で学ぶ人もいて、定時制事務の江口さんがそうです。江口さんは毎年、卒業式に「祝卒業」のラブレターを卒業生にくれます。今年の全文を載せます。

     ご卒業おめでとうございます。豊川高校定時制での四年間はいかがでしたか?
     長く感じた人、短く感じた人、楽しかった人、辛かった人等々十人十色だと思います。また、雨だとか、眠いだとか何かにかこつけてずる休みだった人もたぶんあったと思います。
     昨今は就職氷河期と言われるなどあまり良いニュースが無かったように思います。
     そういうときだからこそ現代に生きる私達、これからの時代を担う皆さんに処世術もどきのお祝いの言葉を贈り、はなむけの言葉としたいと思います。
     【知識や技術は誰も奪うことが出来ない宝物】現在は学歴社会とは言えない社会になってきていると思います。学歴があっても無職などと言われる方が多いのも事実です。
     そういう時だからこそ、色々と知識を蓄えることや技術や資格の取得などに力を注ぐようにしたらいいと思います。自分が得意とすることを伸ばすとか新しいものに挑戦するなど焦点を絞って突き進むことにより自分の道が見えてくると思います。
     行動しないと「こと」は始まりません。「誰かではなく、自分に期待して」自立することが「だいじかな。」と思います。自分は色々進む道を変えられるけど、他を変えることはできません。そう思います。
     この厳しい社会・経済状況は全ての人々に試練を与えているのも事実です。この状況をピンチと捉えずチャンスと捉えるのに手をこまねいているいとまはありません。これからの長い人生、人によっては手段・方法やペース等の相違はありますが《逃げればピンチ挑めばチャンス》この困難に挑むことにより道は拓けます。
     卒業生の皆さんはこれから色々な道を歩かれると思いますが決して急がず地道に歩いて行ってください。
     豊川高校卒業生の前途を祝して乾杯。   定時制事務 江口 ☆☆

     定時制には、全日制でうまくいかなかった生徒の編入生もいました。私が私学祭で弁論大会に出た時、そのうちの女生徒が応援に来てくれました。豊川高校全日制からの弁論大会出場者は女生徒でした。 弁論大会が終わった後に全日の女生徒に、全日制がイベントしている教室に是非と誘われて行きました。
     そこで、先生と生徒との討論会をやりました。定時制の女生徒が「今は学校に来るのが楽しい」と発言した時に、先生も昼間の生徒たちもびっくりしていました。このことが縁で定時制と全日制の交流が始まり、定時制では私の応援に付いてきてくれた彼女が窓口に。

     地元の新聞で、豊川工業高校駅伝部の女生徒が受けた体罰は1回ではなかったこと、「死にたい」といっていたこと、退学をしたのにちに引きこもってしまったていることなどを読み、
     彼女の住んでいる所は知る由もないですが、再生への選択肢はいくつでもある。名古屋の高校にスポーツ特待入学したけど挫折し、名古屋から豊川高校定時制編入を選び、名古屋から通い卒業していった男子生徒もいたよと、伝えてあげられるものならと思います。

     また、長話になっていまった。今日の「めいばん教室」へ仲間入りしたいと予定していましたが、3月号の編集をしないと2月は3日も少ないと気づきました。
    祥司さん、正司さん、ごめんなさい。

  5. タケ on 2013年2月18日 at 1:46 AM :

    順子さん

    いつもお世話になっております。
    ブログを拝読して、また今夜も「夜明け前」を開きました。
    娘さんの直筆メッセージのところです(^^)
    心温まるお話、ありがとうございました。

    • 鈴木順子 on 2013年2月19日 at 7:43 AM :

      麻衣子さん、久し振りです。
      「夜明け前」は御社の倉庫で場所を占め続けているんでしょうねぇ。気がかりです。
       そういえば、緑郎さんだったか、閑雲さんだったか、東山さんだったか忘れましたが、精文館本店には「1冊しかなかったよ」と言ってました。精文館さんの方への事また宜しくお願いします。と言ってももう地元では飽きられたかも‥‥。
      それと本郷教室の尾崎千津子さんが、ここら辺では「南ジャス」と呼ばれている大型スーパー(私の家からは遠い)があるんですが、「南ジャスに先生の本有ったよ」と報告してくれました。
       
      いわき番傘会長真弓明子さんの「タンポポのパラソルひとつ海越えた」を、以前、水川会長が上野楽生さんからいただいていました。
      水川さんは「川柳作品集 舞い柳 採録」の鑑賞句10句を終え、私の10句がまだ‥の状態だったんですが、
      1月に明子さんから、手紙と一緒に「タンポポのパラソルひとつ海越えた」が届きました。あの大震災を生き残った本です。すっごく嬉しかったです。抱きしめました。そして、再読。今度は私に頂いたので(?)、読めない漢字には振り仮名、意味の分からないのは調べて横に書き込みしながら。
      昨夜、静かなところで10句に。こころがジワジワジワとしてきて、久し振りに大人の恋の川柳が作りたくなりました。
       

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