仕事の方で特に今月に入ってから気が抜けない日々が続いていたんですが、何となく(大丈夫)だなと思えるようになり、ふわりほんやりしていたら数カ月も『好句往来』をブログアップしていないことに気付きました。遅ばせながのアップです。
3月号近詠句からの鑑賞を、川柳みどり会の東山和子さんにお願いしました。
和子さんの『好句往来』鑑賞は2回目の登場となります。和子さんは「川柳みどり」誌で『伊勢だより』というコーナーを毎月担当していて、平成30年6月号で283回にもなります。私は『伊勢だより』が好きで毎月ほっこりさせてもらっています。
〇レモンジャムおとな時間をゆるく濃く やまぐち珠美
老いとか、たそがれではなく、おとな時間というフレーズがいいなあ。ゆったりと濃厚な人生の午後には、レモンジャムがぴったりのようです。ご一緒しませんか。
〇美しく咲いても花は争わぬ 山井十文字
花はどの花も、それぞれがそれぞれに美しい。人も同じだと思います。誰もが自分だけの花を、持っていることに気づいたら、何の問題もなく、ハッピーです。
〇お誘いのメールに春のドアを開け 小林ふく子
春のドアを開けたら、梅に桜に躑躅に藤と続きます。昭和のお姉さんたちは、お花見でわくわくどきどき。
〇友が逝く自分の番と知らなげに 山口タカシ
ご友人が急逝されたのでしょうか。タカシさんの無念さが伝わってきます。順番は誰にもわからないです。
〇恋とはねするものでなく落ちるもの 小沢千代子
どうぞ恋の深みには、お気をつけてくださいませ。
〇昔よりこの頃の鬼おとなしい 田中 咲子
おとなしいのは鬼だけではなさそうです。やさしいというより、軟弱な人間ばかりと感じるのは、私が山姥になってきたからかもしれません。えらいこっちゃ。
〇何くれる列か知らずに先ず並ぶ 田中 豊泉
とりあえず行動する豊泉さんに、拍手を!
〇決めました母の施設は虹の森 本多 雅子
義母の入所している施設は《ひかりの橋》で、《レット・イット・ビー》という老健もあるとか聞きました。施設名称が、時代とともに変化していくのはわかりますが、大切なのは中身。そして費用も気になります。
〇不用品ばかり並んでいるフリマ 藤森ますみ
自分の家での不用品は、よそのお宅でも不用品。でも、天気はいいし、お喋りもできたし、フリマも満更悪くはないようです。また、出かけようかしら。
〇フレッシュは使いますかと聞く喫茶 小松くみ子
マニュアルにあるのでしょうか。にっこり笑って、使いますよと答えましょう。少し疲れますが…。
〇カレンダーの一月美女をもってくる 高柳 閑雲
美女より、ほどよい年齢のイケメンがいいなあ。熟年女性向けのカレンダーを、誰か作ってくださいな。
〇今からか今更なのか分岐点 鈴木 順子
今更という言葉はしっかり畳んで、次回の分岐点まで袋にしまいましょう。順子さん、今からです。
〇試供品あなたの欲をテストする 寺部 水川
試されているのは品物ではなく、あなたですよ。年齢相応の体型や皺やシミは、生きてきた証しです。美容液やサプリは、はっきり言って無駄です。
和子さん、有り難うございます。24日の鈴鹿さんで会えるかなと思っていたんだけど・・・また次の機会までのお楽しみにします。
Loading...















































