Loading...Loading...

 カラオケの好きな人は、誰でも相当上手いつもりで歌っているに違いない。その中には、本当に上手い人もいるし、実は相当下手なというか、聞くに耐えないに近い人もいるのである。しかし本人が聞くに堪えないと思えばカラオケなんか止めてしまうわけで、上手だとまでは思わないにしても、そこそこ歌えているぐらいには思っていると思う。罪深いのは、一緒に行っている人が上手い上手いと誉めそやすことで、これも本当に上手いと思っていることもあるし、お世辞もあることは皆知っていることだ。

 ボクは皆と行くこともあるし、一人カラオケのこともある。一人カラオケの時は、ただ歌っていても仕方がないので、採点をするようにしているのだが、この採点を見るともっと上手かった筈なのに、意外にいい点が出ず、矢張り年のせいで下手になったのかなと思うことがしばしばだ。この採点の難点は、音階を正しく唱歌のように歌わないと点数が悪くなるようで、変に綾をつけるとたちまち悪い点がつく。もう一つは、自分では得意だと思っていない歌にいい点数がついて、得意の歌に低い点がついたりすることがあることだ。だから採点は飽くまで一つの目安と考えればいいのだろうが、若い頃より声も出ず音程も不安定になっていることは間違いない。
 
 ボクが歌うのは裕次郎系である。ボクに限らず、中高年には裕次郎が人気がある。それは裕次郎の歌に歌いやすいものが多いことと、裕次郎を歌っていると、何となく裕次郎になったような錯覚に陥るからだと思う。錯覚というのは重宝なもので、どこから見ても裕次郎には似ても似つかなくても、裕次郎になったような気分になれるのである。だからカラオケルームには絶対姿見は置かない方がいいと思う。大きなミラーなんかがあれば、たちまち錯覚の夢から覚めてしまうのである。カラオケルームにミラーと録音機があれば、カラオケはたちまち衰退するであろう。
  マイクの手小指を立てて嫌われる
ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

カラオケ三昧”にコメントをどうぞ

  1. 大田かつら on 2015年11月8日 at 8:38 AM :

    スマホに変えて1ヶ月文明の利器を使いこなすのは至難の技でもコメントがしたいいっしんで今日に至りました❗三猿さん一度裕次郎のこぼれ花歌って欲しい‼大好きで毎晩一人酒しながらしみじみと聴いています。私はカスバの女を歌っていますが自分では上手い思いますがせけんが認めてくれません

    • 太秦 三猿 on 2015年11月11日 at 8:10 PM :

      かつらさん、沖縄からわざわざお便りをいただきビックリしました。♬こぼれ花カラオケに行ったら、先ず歌う歌です。上手いか下手か分かりませんが、多分普通ぐらいだと思います。曲目はやはり裕次郎が多いですね。自分では無法松の一生が好きなんですが。どうせお聞かせするなら若い頃にお聞かせしたかったですね。今は声が出なくなり、音程も不安定です。年の割には上手い積りですが。

大田かつら へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K