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こんばんは、東京のタケです。
先週末の4月11日は、川柳きやり吟社さんの創立100周年大会
都内で華やかに、盛大に開催される予定でしたが、
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策により、残念ながら中止に。
幻の100周年大会となってしまいました。

同社が5年ごとに刊行する社人(きやりさんでは同人のことをこう呼びます)
の合同句集「日常茶飯」、今回も編集を担当させていただき有難うございます。
80周年からですので、これまでに5冊、20年間の長いお付き合いとなります。

前主幹・竹本瓢太郎先生の最初のご指示は、
「江戸の大名行列をモチーフにすること」でした。
デザイナーと頭を悩ませて出来たのが、80周年版です。
(旧諸侯江戸入行列の図)


85周年版でも瓢太郎先生は「引き続き江戸シリーズでね」と一言。
出来たのがコレです。(江戸名所之絵、鍬形紹真)


90周年版では「任せる」とのご指示、江戸という下地はそのままに
テイストを変えて地図にしてみました。
(正保年中江戸絵図)


95周年版は赤色をアクセントに、よりお目出度い雰囲気を。
今回もモチーフはお任せ頂きました。上下の帯色を外してみました。
(名所江戸百景「上野清水堂不忍ノ池」歌川広重)


そして100周年。瓢太郎先生亡き後、主幹の竹田光柳先生と
「川柳きやり」誌編集長の安藤波瑠先生にご指導いただきながら
編集を進めました。ご指示の内容は、それまでの4冊の流れはキープ
しつつ、次の100年に向けてスタートする「きやり」も想像させる
ようなデザインに、という難しいミッションでした。
こうして出来たのが、100周年版です。

画像では分かりにくいですが、地は朱色です。瓢太郎先生が大切にされた
「日常茶飯」の伝統は崩さず、新しい100年に向かっていく希望を
デザインに込めて制作しました。あえてガチガチの江戸から離れました。
よく見ますと、100YEARの文字が浮かび上がってきます。

20年の変遷を、合同句集「日常茶飯」で堪能していただければ幸いです。

大正9年創立の伝統川柳の牙城。
初代主幹は川柳六大家の一人・村田周魚です。
川柳きやり吟社の皆様、創立100周年まことにおめでとうございます。

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