写真は学生時代のタケ、阪神・淡路大震災の際に神戸市某区に滞在していたときの1枚です。
木造住宅が密集していたこの地域の火災被害は甚大で、バスを降りたって目にしたのは信じられない光景でした。
居ても立ってもいられず駆けつけてみたものの、実際に避難所で被災者の方と接していけばいくほど、自分の無力さに否応なく気づかされ、打ちのめされました。
「あんたたちはここから戻れば、いつもの生活が待ってるんやからな」
被災者の男性に言われたこの一言は、一生忘れられないと思います。
避難所で知り合った小学生の女の子たちは、とても強くて元気で、避難所だった校庭を走り回って周囲にパワーを与える存在でした。私はなぜか「ボウズ」という愛称がつき、彼女たちからも「おいボウズ!」と呼ばれ、からかわれていました。
避難所を後にする日、彼女たちは涙でグチャグチャになった顔で木製のウサギの人形をくれました。ウサギはタキシードをきていて、その布地にはマジックで「ボウズ、○○(女の子の名前)たちを一生忘れるな!」と書いてありました。そのウサギは、私の部屋に今でも大切に飾っています。
号泣して彼女たちを抱きしめることしかできなかった自分。
無力な自分。
あれから16年。
私が今できることを考え、実行していきたいと思います。
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