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2月号からは、大垣川柳会会長草野稔さんにお願いしました。

○ うたた寝の証拠額の袖の跡      飯田 怜子

 師走に入り一段と寒くなりました。家事や年末の準備を終えて、炬燵に入りほっと一息。気が付くと‥‥‥。うたた寝はご褒美かも。至福の時間だと思います。

○ このままでいいではないか焦らない  伊藤紀雍子
めまぐるしい世の中になってきました。ああしなさいとか小言を耳にする事が多くなりました。でも、焦らず信念を持って自分流。それが最高です。

○ 科学でも自然災害防げない      尾崎千津子

 いくら科学が進歩をしても、自然の力にはかないません。今年は流行語大賞ベストテンにも入った爆弾低気圧に悩みましたね。でも人災は許せません。

○ 順調に育っています反抗期      河合 久子

 三才にもなると知恵がついてきて、最初の反抗期を迎えます。反抗は成長にかかせない貴重な体験です。作者は順調に成長する子や孫に満足していると思われる。

○ 沈黙が意外な武器と手こずらす    櫻井 トシ

 「ごめん。俺が悪かった」と主人の方から謝ってもだんまり。大きな声で叱られるよりきつい。もう 許してあげたら。かなり反省しています。

○ 悪運の強さも長く続くまい      鈴木 順子

 幸運ではなく悪運というのが粋で憎いですね。でも悪運の強い人って何故かみな逞しいですね。

○ トンネルを抜けたと思う日の握手   田口 勝義

 もがいても、もがいてもスランプから抜け出せぬ日々が続いたゴルフの石川遼選手。先月久しぶりに優勝の美酒を味わいました。目からどっと涙が溢れていました。握手したのはお父さん? 私も思わず貰い泣きしました。

○ 内緒よと祖母が時どきくれる銭    田中 豊泉

 祖母や祖父の貯えは千五百兆円とも言われています。その金が世の中にドッと流れたら景気よくなる? ところで、内緒のお金って特別うれしいね。

○ 朝八時働く人の目がきれい      戸鹿島節子

 毎日が日曜日になってもう三年。あの頃は私も雨ニモマケズカゼニモマケズ‥‥。大黒柱として頑張りました。朝八時企業戦士の目がきれいに見えました。

○ 凝りもせずやめた煙草に手を伸ばす  花井  稔

 花井さんの気持ちはよく分かります。健康に悪いと分っていても、思わず吸ってみたくなる。まあ固いこと言わずに、明日から禁煙しましょう。

○  ips明日の命へ射す光        藤原 一志

同感です。ips細胞の発見が、医療の応用や新薬開発につながり、難病に苦しむ人々の光になる日を待ち望んでいます。

 山の あなた さん、また 宜しくお願いします ね。

 昨日で、請求書と給料計算が終わりました。私の昔の作品に「窮しても米搗き飛蝗にはならぬ」があるんですが、今期は出来高が思うように伸びずに苦労が続いています。会社も生き残らなければいけないし、従業員の生活も守らんといかんし、で必死の請求書作成でした。 「あ~あ、これじゃ物乞いだなぁ…」と自分の姿を自分で哀れみながら…。私が血相を変えているのを見ていた担当外の偉い様が、そおっと「倒産せんで済んだか」と声をかけてくれて、私はお辞儀をして、にっこり。

 帰宅して、娘に「お父さんはもう……」とボヤいたら「お父さんは、俺は言わん、俺が出るのは最後の最後だ、って言っとったよ」と言いながら、美味しいグラタンを作ってくれていました。家族がひとつこころで、まだまだ頑張らんと…です。今日も頑張ってきます。

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川柳豊橋番傘2月号『好句往来』”にコメントをどうぞ

  1. 沢田正司 on 2013年2月6日 at 8:09 AM :

    順子さん、毎朝早いですね。早くからパソコンに向かって発信されるのには感心してしまいます。時間を見てびっくりです。

    • 鈴木順子 on 2013年2月7日 at 6:27 AM :

      正司さん、お早うございます。
      目覚めてから6時までは、妻でもない、母でもない、肝っ玉母さん(商売)でもない、川柳作家(?)順子の時間に使わせてもらっています。
      でも、今朝は作句に時間をとられてしまった。今から主婦に変身します(笑)

  2. 閑雲 on 2013年2月6日 at 7:44 PM :

    こんばんは。政府の経済対策の効果からか、また今日も株高でした。まあ、実感はありませんが私たちは期待大です。来年度の予算で公共事業がアップしますが、私たちに現実に回ってくるのは、だいぶ先のようです。辛い氷河期はなんとか脱したのだし、がんばりましょう。十年後残れる会社は一割とか。んんんん。

  3. 山の あなた on 2013年2月7日 at 12:10 PM :

    いいんですか。私のヘボ独り言。

    ○ うたたねの証拠額の袖の跡
     うたたねは神さまからのボーナスですよ。ハッと目覚めたその時の一瞬の感覚が彼女の本音なのです。「あ、いけない」とか「いい気もちだわ」とか。めったにないことでしょうから、ついでに大あくびなんかをすればそれは神さまへのお礼ですよ。それにしても袖の跡だけでよかった。涎なんか出てたら美味しい夢でしょうからメタボになっちゃう。

    ○ このままでいいではないか焦らない
     ほんと、ほんと。これが哲学者の最終結論です。決して上を見ない。雨なんか首筋でも分かる。決して下を見ない。一円玉を拾って交番まで行くのが面倒です。

    ○ 科学でも自然災害防げない
     はい。科学者は研究の結果やっと自然には敵わないことが分かりました。こんなことずっと前から知っていた家のお婆ちゃんはエライ。

    ○ 順調に育っています反抗期
     理解のある偉いお母さんですね。尊敬。
     いや、お婆ちゃんですか。と言うのは孫の子育ては親に任せて第3者の冷静公平な見方でしょうか。「お姑さま。この子は私の子なんざます!」なんて言われたのかナ。
     この句を学校の先生に見せたいな。
     旦那さまのたまの浮気も反抗期のせい?

    ○ 内緒よと祖母が時どきくれる銭
     「銭」とはいい切りましたね。この句の凄さです。この子の母が一番怖い。子供は、内緒という効用と便利さを覚えます。ですから浮気の内緒はお婆ちゃんに教えられたのです。

    ○ 沈黙が意外な武器と手こずらす
     そうなのです。沈黙は金なのです。「レーダー照射は知りませんでした」くらいがいいところなのです。ひたすら沈痛な顔で頭を下げる。こみ上げてくる勝利の笑いを懸命に抑えて。

    ○ 凝りもせずやめた煙草に手を伸ばす
     凝り固まらなかった煙草ですからタマにはいいと思うけどなあ。でも一度は止めた煙草に手を出すのは男の沽券にかかわる。マタなら困る。
     あるいは「懲りもせず」かな。そんな時はひたすら沈黙に限る。

    ○ 悪運の強さも長く続くまい
     「まい」この句の命。「続かない」では哲学者のお言葉のよう味気ない。そこが作者の苦労人たるところ。ひたすら沈黙を守った亭主に誤魔化された振りをして泳がせる。ああ、この神々しさ。私の女房に作者の爪の垢を飲ませたい。ヒアルロンサンの代わりに。

    ○ iPS明日の命へ射す光
     なにかに言っても大事な命です。いくら生きてもまだやり残したことが山積しています。孫が就職するまあではこの年金を貰い続けることが老人の最後の使命です。

    ○ トンネルを抜けたと思う日の握手
     山川をいくつ乗り越えただろう。いろいろあったけどやっとここまで来たよね。沈黙も雄弁もなにか役割分担のようだったね。これからは浮気もしない、煙草は本当に止める、なんでも話あっていこうね、孫の小づかいも減らしてさ、地震が来たらきたで往生するだけさ、うたたねなんかしなくても寝た切りでいいよ。
     こうして愛する二人は悟りの握手を交わしたのでした。

    ○ 朝八時働く人の目がきれい
     国民の全てが明日を見つめて今日をスタートする美しさ。安倍さんは美しい国を忘れたようですが・・。

     また変なコメントになってしまいました。草野先生ごめんなさい。 豊番の活躍に敬意を表します。順子さんのバイタリティに降参します。マラソン校の不祥事を乗り越えてください。日本の最果てからエールを送り続けます。
     

  4. 鈴木順子 on 2013年2月7日 at 7:44 PM :

    山の あなた さん
    とってもユーモラスに鑑賞してくだいまして、ありがとうございます。
    例の不祥事のこと、今朝、閑雲さんのところでコメントしようかなと思ったんですが、時間がなくて書けませんでした。
    娘も中学時代は、監督さんが競技場に視察(?)に見えた時などには、視野に納まりたいと頑張ったことのある監督さんです。
    私も立話をしさせてもらった事もありますし、立派な指導者で尊敬していた監督さんです。
    お世話にはならなかったけど、いろんな事を聞き知っています。
    で、地元の2紙を興味深く読んでいます。
    1月30日の東愛知新聞の1面を(記者さんもうすうす知ってたんだぁ‥)と思いながら読みました。
    そして今「壮大な夢の果てに」というタイトルで、今日で4回目が掲載されています。私も聞いたことがある話などが載っていて、長年競技場に足を運んでた人でないと書けない内容だなと思いながら読んでいます。監督さんには辛口の内容ですが、監督さんの明日に期待をされてのことであることが、伝わります。
    私もいっとき罹っていたので、言えたぎりではないですが、子供はともかく、親と監督さんだけは「都大路」病には罹ってはいけないと思いながら‥。

  5. 鈴木順子 on 2013年2月8日 at 7:29 AM :

     マスコミなど、特にテレビで、ある程度の体罰なら容認するようなことが語られたりしていますが、
     高校で一つのスポーツに自分を賭けてみたいと、そのスポーツの優れた監督を選んで入学するような生徒は、すでに中学時代に実績をもっている生徒が多い。その生徒は中学時代の監督さんにスポーツだけではなく勉強、生活面の指導を受けていて、ある程度の自己管理ができる子に育っている子が多いのではないかと思う。私達が子供の頃いたずら盛りの男子生徒が教師に叩かれたりしていた頃の事とは、別にしてこの『体罰』の問題は考えなければいけないのではないかと、私は思います。
    過ぎてから、あの時の『いじめ』は、あの時の『体罰』は、自分の人生の良い試金石で、今の幸せがあります。なんて語る人は少ないほうが良いように思う。

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