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5月号から3カ月間の「好句往来』は大病を克服された中山恵子さんにお願いしました。
21日「川柳なごや夏の川柳大会」で?年ぶりの再会が嬉しかったです。

○ 一行が悩みを救う本の中      あきさくらこ
○ 賑やかさ離れポツンと古本屋     小柳津優子 
 半世紀も通った古本屋が店を閉じた。平積みされた古本の中から見つけ出した一冊一冊が、出会いと喜びそして感動をくれた。スマホですぐに答が見つかる時代でも一行一行の中からじっくり考え答を求めたい。
○ しっかりと書く親にもらった名前   澁谷さくら
○ 本籍へ出せぬ手紙を書いている    鈴木 順子
  幼い頃の安心して居られた場所、愛されている幸せ、思い通りにならない事もすべて受けとめてくれた家庭がもう何十年も離れてみると、今日ここにいる自分が本当の自分であるのだと思う。ふるさとは……。
○ ワクワクとドキドキがあるしゃぼん玉 伊藤紀雍子
○ 黒を丸めて黒のまま生きる      高柳 閑雲
○ 茶づけさらさら人間さまにもどったぞ 水谷 一舟
 人と人とが接していれば、明るく軽い、暗く重いこと色んな事が消滅しながら流れて行く。軽いもの重いものも、嫌わず少し楽しめたら矛盾を笑いとばしながら生きて行けるのかしら、表裏どちらが本当の表なのかしら。
○ 亡き父が女の声で恐山        彦坂 石転
○ 住めば都雪の重さも宝物       藤原 緑郎
 恐山ほど五感にじかに触れてくる自然は少ない。ほんの一日の間に、眼で見たり、耳で聞いたり、鼻で嗅ぐすべて記憶として残る所だ。イタコの東北弁で亡き父が語る不思議な世界。東北には、ストンサークル、縄文遺跡つきることのないロマンが雪の重さの下に埋もれています。半年雪の中で生活する人々の営みの重さの根底に。
○ 決心をすると視界は柔らかい     本多 春子
○ 長生きは残業のよう辛苦あり     山口タカシ
○ これからの移り変わりを見ていこう  中内まつ江
 自分が落ちつける居場所を考えた時、いつまでも終わらない老後にはごく自然に成り立つコミュニケーションが必要になる。この先の日本はどういうことになるのか、夢や空想とは違いかなり早く移り変わって行きそうだ。
○ 肉断ちは牛の涙を見た日から     尾方 静子
○ 大根煮三日食べても終らない     田中 咲子
 毎日何げなく食べていたものでもふとした瞬間や偶然で食べるのをためらう事がありますね。まして牛の涙はさぞかし深い海の様に写ったのかも知れませんね。大根一本買うことをためらうことありますね。大家族であった頃は何でもなかった事の一つ一つが思い出されます。
○ 高くても遠くても良し散髪屋     小田はるよ
○ 床屋へ行く八十路の顔もさっぱりと  山本 聖子
 さあ身も心もさっぱりしたら軽やかに駆けて行こう。

✿ そうそう、今日は夫の72歳の誕生日です。お互いの健康に感謝!かな♪

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