名古屋番傘川柳会 沢田正司さんに鑑賞していただきました。正司さん、三ヶ月間ありがとうございました。
○ 母となりピアスの穴が塞がれる 藤森ますみ
耳に穴をあけてまで飾るのは、男の私にはまったく理解出来ませんが、母親ともなるとやはり気になるのでしょうか?
○ 揉める程財産あればなと思い 前本たかし
しかしそれも考えものですよ。骨肉の争いは熾烈のようです。財はなくとも平和な暮らしが一番。
○ 通院も体力の要る待ち時間 安田 志峰
通院出来る体力があれば結構というところでしょう。待ち時間は老人のおしゃべりのストレス解消時間にもなっているようです。病院に行くには体力維持を。
○ 銭湯で沸騰してる評論家 山下 益生
銭湯はすっすり減りましたね。昔私が通った銭湯でも熱弁を振るっている人がたくさんいました。大抵政治論が多かったようです。風呂の湯が沸騰したら大変です。
○ 悪いとこ医者は加齢のせいにする 山田ヤマトミ
医者に「それは歳のせいですよ」と言われて、怒る人と安心する人に分かれるようです。あなたはどちら派ですか。私は後者です。どこか悪いところを指摘されるより、歳なら仕方無いかとあきらめられます。
○ 戯れに出した言葉で身を縛る 山本三樹夫
軽い気持ちであるいは冗談のつもりで、ふと吐いた言葉が後を引くようになる経験は誰でもあるものです。そのために自分自身を縛ってしまうとは怖いことです。
○ ハッキリして小保方事件関係者 尾崎千津子
STAP細胞がどうのこうのという科学的なことはさっぱり理解出来ませんが、この事件の調査委員会の発表も何かすっきりしませんね。何も解らぬ第三者がいい加減なことは言えませんけれど、理研の科学者の信頼度はかなり下がったのではないでしょうか。
○ 非正規とは何と哀しい響きだろ 小田 善作
非正規社員、嫌な言葉ですよね。格差社会の典型のような言葉に聞こえます。なくしたいものです。
○ 保護色をまた塗り替えて生きていく 郡山 弘子
世の中を上手く生きるには適度な保護色が要ります。時には迷彩色で身を守ることも必要でしょう。
○ 改憲の前にアンネをまず読もう 須﨑 東山
そうです。戦争の悪夢の時代を知らない人が増えています。戦争は人を狂人にすることをまず知るべきです。
○ 郷愁を沈む夕陽が掻き立てる 鈴木 順子
夕陽は確かにロマンチックで郷愁を誘います。若い時代はもちろん、今でも夕陽には感動します。順子さんのように、ふるさとが遠い方は一層強く郷愁を掻き立てられることでしょう。かつての少女のように。
今日は、蒲郡川柳会7月句会です。
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