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川柳ベストコレクション 塩見草映の川柳と温言

編著者:監修:栗田忠士
体裁:新書判ソフトカバー・96ページ
ISBN978-4-8237-1389-7
¥1,200 (ポイント24pt)
主な内容

百年を生きた川柳人の句と温言を、伊予から明日へ手渡す追悼の一冊 ――。

前田伍健が掲げた「真・情・美」を受け継ぎ、愛媛の川柳界を長く支えた塩見草映。その作品と、川柳に向き合う言葉を一冊に編んだ川柳ベストコレクション。
「平凡と非凡」「花ことば」「無駄な石」「伊予の春」の4章には、人の弱さや可笑しみ、夫婦や親子、仕事、酒、老い、自然、故郷を見つめた句を収録。平明な言葉と温かな諷刺で、日常のささやかな場面から人間の機微をすくい上げる。
作品の合間に収めた「温言」では、句材の見つけ方、言葉とリズム、鑑賞、選者の心得、ユーモア、後進の育成などを率直に語る。読み手を忘れず、自分の言葉で詠むという草映の川柳観が、句と文章の両方から伝わってくる。
100歳を祝う企画として始まりながら、完成目前の2026年6月16日に逝去した草映。その作品と思想、川柳とともに歩んだ生涯を次代へ手渡す追悼の一冊である。

●収録作品より
いい人のままで定年きてしまい
火柱の向うの虹が掴めない
自分史のなかで歴史は動かない
前略と書いてそろそろ生きている
やんわりもずばりどちらも毒がある
雪月花空へ祈りの矢を放つ
歳いくつ重ねてもよい伊予の春

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