主な内容
月刊『川柳マガジン』300号を記念して刊行する「全国川柳作家集」シリーズ。川柳界を牽引してきた重鎮から、明日を担う次世代の俊英まで、現代川柳の多彩な担い手が一堂に会する。人間と社会、日々の喜怒哀楽を映す十七音から、作家それぞれの歩み、個性、時代へのまなざしが立ち上がる。川柳270年の歴史を受け継ぎながら、新たな表現へ向かう現代作家の現在地を刻む記念シリーズ。
東京・池袋に生まれ、千葉県在住の柴垣一は、建築設計の第一線で都市と人間の営みに向き合ってきた。自然や命の手触り、人間の欲望、社会の虚構、戦争と平和を見つめる。小石、風、月、草木といった身近な景物に、都市や権力、歴史への洞察を重ね、十句一章の連句では言葉と言葉を響き合わせながら、現代を生きる思考の軌跡を描き出す。
●収録作品より
白無垢の富士は裾から春がくる
蛞蝓に塩を贈った過去がある
権力を野放しにして神眠る
この星に国境線を引いた罪
両の手に木洩れ日あつめ明日を編む















































柴垣-一_前-へ_ISBN978-4-8237-1409-2.webp)
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