川柳句集 無人駅
体裁:文庫判ソフトカバー・128頁
ISBN978-4-86044-577-5
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主な内容
茨城県を代表する川柳結社「つくば牡丹柳社」初代会長であり、卒寿を越えてなお活発な創作活動を繰り広げる著者。
前期の章と題した「はしがき」と、私の人生川柳と題した「あとがき」の双方を、あえて散文ではなく川柳作品のみで纏めているところに、著者の並々ならぬ川柳愛、そして美学が浮かび上がる。作品の章は中期の章、後期の章の2章だて。難しい単語は一切用いず、人生の彩りを十七音に投影、味わい深い秀作が揃う。「あとがき」では、生まれ育った北海道での生活、就職、結婚、病気、転居、川柳との出合い、家族などを詠んだ44句を読み進めていく。一句一句はもちろん独立しているものの、あたかも秀逸な小説を読むように、連作として川柳を味わうことが出来る。
寒さだな人を羨んで悔いている
A面の地声が大き過ぎないか
鉛筆を削り膨らむ好奇心
後期でも一番風呂は譲らない
良心を写すカメラになる両目
叱られた椅子に座って誉めている
へそくりは終活用とはばからず
つまらない客だパンダが欠伸する
物忘れ進みへそくりつくれない
無人駅何を祝うか福寿草






























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