主な内容
戦後の混乱期に川柳の大衆文芸化を標榜し、学界、芸能界、地域社会に広く川柳を浸透させた吉田機司。
「機司の前に機司なく、機司の後に機司なし」とジャーナリストから高く評価され、新聞、雑誌など多数のメディアで川柳欄を持ち、作家として指導者として活躍。戦後まもなく徳川夢声、古川緑波、正岡容と一般向けの川柳雑誌「川柳祭」を創刊し、イギリス出身の日本文化研究者であるR・H・ブライスと共著で『世界の諷刺詩川 柳』を刊行。
また医師として、師であり川柳中興の祖である阪井久良伎を看取り、幼なじみの詩人・草野心平を治療した。千葉県内に川柳手児奈吟社(後に現代川柳社と改称)を創立し主宰となり、五〇〇人余の門下生を全国に輩出した功績は大きい。句会場となった自宅兼病院には、三遊亭金馬や古今亭志ん生、桂枝太郎など落語家も集い賑わった。昭和川柳史に燦然と輝いた機司の代表句と名言、写真年表が一冊に纏まった初のベストコレクション。
新婚も心中も居る熱海の灯
花束が来た日看護婦邪慳なり
虫の声篭に入れると金になり
スカートの下は日本人の足
温泉に公金らしい首が浮き
鍵穴の中を谷崎覗かせる
税務署を真似てママゴト髪を貼り






























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