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 上方落語の重鎮、桂米朝さんが亡くなった。上方落語復興の祖であり、人間国宝でもあった。故桂枝雀を始め、ざこば、南光ほか優秀な弟子を大勢育てた。息子は桂米團治である。親子ともいい男だった。非常に端正な容貌であり、芸も端正な人だったが、その門下から枝雀のような爆笑王や月亭花鳥のような企画はずれが生まれてくるのも面白い。米朝の芸は残念ながら生で見たことはない。だが今は有難いことにYouTubeで故人を含めて落語を鑑賞することが出来るのだ。客席で聴く生の噺には敵わないが、YouTubeでも十分楽しめるのである。
 
 昨日は道新寄席で春風亭一之輔を聴いた。数年前11人抜きで真打になった若手である。若手と言っても、今は38だがとても38とは思えない落ち着いた雰囲気だ。昨日は花粉症になったということで、やりにくそうだったが、それでも大いに笑わせてくれた。何回も書いたことだが、笑は体に大変よろしい。これはボクがそう思っているだけではなくて、医学的にも証明されているようだ。そればかりではなくて、日ごろ笑いの多い生活をしてると、ボケないし、万一ボケても凶暴になったりしないようである。仕事一筋のような人がボケると突然凶暴な性格に変わるようである。米朝さんはきれいに枯れた大往生だったそうだ。どうせいつかはあの世へ行くのだから、きれいに枯れた大往生を目指したいものだ。
 
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