Loading...Loading...

 川柳は紙と鉛筆一本あればいい安上がりの趣味だと言われるが、どうしてどうして結構お金がかかる。たった一人で、コツコツ作句して楽しんでいる分には確かに紙と鉛筆が一本あればいいかもしれないが、そうも行かない。矢張りどこかの吟社に属してみんなの仲間入りもしたくなるし、誌上大会に投句して腕試しもしたくなる。誌上大会は大流行りだが、大体投句料が千円かかるのが相場。吟社に入れば、そこで発行する川柳誌を購入しなければならないし、あれやこれやと手を広げればますますお金がかかるのだ。お金をかけても手を広げたい人はそれでも構わないのだが、つつましく川柳を楽しみたい人も相応のお金はかかる。幸い茶の湯、生け花のようにお名取料だ何だと大変なお金がかかる趣味に比べればずいぶん増しではあるが。ただ最近は会員の高齢化が進み、新しい会員の確保に苦労しているのはどこの吟社も大同小異ではないだろうか。会の存続のために、会員の減少を会費の増額に頼ろうとすれば、会員はますます減少する可能性がある。私は会の存続発展のために、もっと外部からの資金集めを図るべきだと思っており、現在構想を練っているが、それにしても川柳の社会的認知度が余りに低いことを改めて知らされるのである。



この投稿を読んで「いいね」「参考になった」と思ったらクリックをお願いします。
なお、Facebook、Twitterなどのアカウントをお持ちの方はそちらをクリック頂き、また、「ひざポン」ボタンもクリックください(ひざポンは無記名ボタンですのでお気軽にクリックください)。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K