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句集 春炬燵

編著者:藤田峰石
体裁:四六判ハードカバー・218頁
ISBN978-4-86044-536-2
¥1,800 (ポイント36pt)
主な内容

19歳でハンセン病を発症し群馬県草津国立療養所栗生楽泉園に入所し、長年にわたり入所者自治会長の要職をつとめながら、緑豊かな自然を愛し、人を愛し、瑞々しい感性を培ってきた著者の初の単独となる俳句集。93歳の現役作家として多くの著書を持つ著者は詩人として、俳人として、川柳作家として、随筆家としてマルチな才能を発揮する。俳句は昭和24年に30歳で早世した浅香甲陽の《今生の夕日を渡る四十雀》に影響を受け、72歳で高原川柳会に入会、村越化石の指導を受け20年余のキャリアを持つ。俳句雑誌「雲海」所属。その後、松崎鉄之介、安村佳津男、三浦晴子の各氏に師事。命の記録とも言える、2004年から2018年までの代表作品388句を収録。

定位置にルーペとペンと春炬燵
湯の川の音も高まる四月かな
バラ活けて妻の香りの満ちてくる
孫の来るたびに竹の子伸びてをり
終の地のここを包めり大夕焼
玉音も昭和も遠く百日草
陳情を果たして帰る星月夜

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