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川柳マガジンの川柳入門講座
03
リズムを味方につけよう
《しまいかと 思えば続く ベートーベン (高橋散二・作)
川柳って面白いし、覚えやすいね。
ホ〜ント! リズムが良いから、聞いていて心地いいのぉ〜。
五七五という、七五調のリズムは、響きが良く、日本人の心にスーッと入ってくるの。
だから聞いていて、心地よく、覚えやすいのよ。
この七五調は、いろいろなところで活躍しているのだ。
例えば、“標語”や“ことわざ”もそうなのだ。
「飛び出すな 車は急に 止まれない」、「見守ろう 我が子人の子 皆の子」とか、なのだ。
あっ、ホントだ、五七五だ。
「聞いて極楽 見て地獄」、「二度あることは 三度ある」。これも七五調だ。
他にもあるわよ。「海」という童謡を歌ってみて。
「♪海は広いな 大きいな 月は昇るし 日は沈む」。 ああああ、七五調だ。
「♪ど〜この誰かは 知〜らないけれど 誰もがみんな 知っている…」。
月光仮面のテーマソングも七五調じゃ! ひではる、感動じゃ!
人の心も街角も、日本全国“七五調ワールド”と化しているのだ。
じゃあ、リズムを意識しながら川柳を作れば、相手の心に響く句が出来るわけだね。
そうなのよ。だいちゃん、えらいわね。(頭なでなで)
はあっ! だいちゃん、誉められて、いいな〜。
もうわかったでしょ。読み手の心には七五調というリズムが常にあるの。
だから、この心の音符に詩を添えてやる、といった感じですね。
読み手は作曲家、作者は作詞家、と思えばいいんだね。
いかがでしたか?
次の講座は【課題のある川柳を作る心構え】についてです。

五七五音律は、人の心に心地よく響くリズムです。交通標識やことわざにも五七五が多用されているのはご存じの通り。それは、韻律が美しく、覚えやすいから。だからこのリズムを借りない手はありません。
自分の感じたこと、思ったことを率直に詠んで、そして、出来上がった作品を、声に出して読み上げてみましょう。リズムの良し悪しは一読瞭然にわかります。
あなたの想いを、このリズムにのせて、読み手の心に響かせましょう。


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