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 札幌の郊外にある高齢者専用マンション・ライフコートガーデンに川柳講座をやるために行ってきたことは、先日書いた。大雪の日だったが、地下鉄の駅まで、スタッフのお嬢さんが迎えに来てくれていた。そこから車で5分ほど、市営住宅やマンションの立ち並ぶ一角に、立派なマンションがあった。控室と案内された部屋は、何と立派なカラオケルームだった。マンション内を案内してもらった。広い娯楽室には、囲碁、将棋、麻雀卓が並び、昼間から碁や麻雀に興じている高齢者が何人もいた。その向こうにはビリヤード台、卓球台があってここでも楽しそうに遊んでいる人たちがいた。マッサージチェアが数台、何やら運動器具もあって、至れり尽くせりの感じだった。ちなみにカラオケルームは二つあった。部屋にはシャワーだけだそうで、その代わり大浴場が男女別にあった。同じ系列の高齢者専用マンションが他に5棟あって、現在一棟作っているところだという。どこも満杯だそうだ。自立していることが、入居の条件になっているそうだ。居心地はとてもよさそうなので、将来入っても良さそうだと感じた。入る気はないけれど。

 川柳講座は食堂の一角で行われた。参加者は16名と、思っていたより多い。中にご夫婦が3組ほど参加していた。川柳の基本的なことや自分の体験などを話し、虫食い川柳をやり、「夫婦」という題で川柳に挑戦してもらった。みな素人ながら、初めてにしては川柳らしい作品が集まった。これらを一枚の紙に書き写して配り、いいと思うものを投票してもらった。そんな風にして、みな結構楽しみながら川柳を学んでくれた。このマンションでは、以前予備知識なしに川柳大会をやったところ、百句以上の作品が集まったという。もちろん575になっていない句や、俳句か川柳か分からない句など沢山あったらしいが、川柳に興味を持っている人は結構いるようだ。出前の労を厭わなければ、川柳愛好者開拓の余地はありそうである。特にこういう高齢者マンションはねらい目かもしれない。
 
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  1. 高柳閑雲 on 2015年11月27日 at 6:34 PM :

    こんばんは。やっぱり北海道は夏ですよね。
    二年後の全国大会は、是非ともです。

    高齢者向けのマンションで、出張川柳講座ですね。
    なんかイメージ的には、皆さん教養もあり受け入れもいいんでしょうね。
    こうした中で、川柳のすそ野を広げていくのは大変意義のあることですね。
    いろいろ取り組まれていること、実は我々にも参考になります。

    • 太秦 三猿 on 2015年11月27日 at 7:46 PM :

      ポンコツが動かなくなったら、後は閑雲さんたちに託しますからよろしく。
      動けるうちは頑張りますが、クラシック・カーみたいなもんですから、いつまで動きますやら。ところで来年も展望全国大会には出かけます。
      夢草さんから、宿題(講演)を授かっていますので。
      またお会い出来ると思います。

  2. 淡路 獏眠 on 2015年11月28日 at 10:06 AM :

     虫食い川柳も、原句の言葉を考えて貰うのではなく、例えば、上五を虫食いにして、自分の発想を書いてもらうのも一手です。平番の句会でもやっていますが、結構数が揃うと、何を上五で詠むかという分類もできて、作句の勉強にもなるようです。

    • 太秦 三猿 on 2015年11月28日 at 4:59 PM :

      中七川柳はやったことがありますが、上五はもっと自由な発想が出来るかもしれませんね。今度試みてみます。一字、二字の虫食いの上の段階ですね。ありがとうございます。

      • 淡路 獏眠 on 2015年11月30日 at 5:22 PM :

        上五と下五を結びつけなければならないから、中七川柳だと取っつきにくいと思います。上達には向いていると思いますが、カルチャーや句会では上五が丁度良いですね。
         文学研究科の研究生の時に、ゼミで虫食い川柳をやったのですが、好評で、2回目は修士の学生は修論の真っ最中なのに、虫食いがあるのならと出席してくれました。文学部であっても、若い人も教官も川柳を知らないようです。

        • 太秦 三猿 on 2015年12月1日 at 11:55 AM :

          そうなのですね。川柳は文壇のアウトサイドー、あるいは孤児なんだと川柳を始めて知りました。厳しい言い方になりますが、川柳人だけが文学、文学と騒ぐ姿は滑稽ですらあります。

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