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あんまりブログをさぼっていると心配される。

ぷぷぷ、うれしい。

たしかにこの夏、盆休みも半日しかとれず、

猛暑プラス激務プラス更年期で、とってもかわいそうなことになっていた。

大型プロジェクトが準備も出来ないうちに発進してしまい、

冷や汗と涙と動悸めまいで死にそうだった。

9月に入り、チームを現場へ見送り、

銀行との折衝もまあまあのところへ進み、

先週はヘルメットかぶって現地もこの目で見て来た。

高速で3時間の遠方だ。やれやれ。

今年度の5つの山のうち、2つぐらい越えたかなという感触。

とはいえ、その間に同窓会2件、大会や句会、はては女子会などもこなし、

人がうらやむほどの充実を満喫しているのである。

(楽しいかどうかは別物)

 

ブログにあれも書こう、これも書こうと思って、

順に忘れ去っている。

たぶんそんな大層なことではなかったんだろう。

句会の報告や大会の報告でも上手にできたらいいんだけど、

まあ私がやらなくても、みんなやってるわな。

じゃあ今日は何書く?となって、

ネットニュースからの話題を一つ。

遠藤周作の小説「沈黙」の映画が完成したというニュースが出ていて、

なんだかそれだけでじーんと来た。

これはずいぶん時間がかかっていたと思う。

もう何年も前にイタリアの監督が手掛けるというニュースを見て、

それっきりだったはずだ(忘却)。

「沈黙」は高校生の時に読んだ。

江戸時代、キリスト教布教のためにやってきたポルトガルの宣教師が、

その後の弾圧と逃亡、挫折と転向、そして…というお話。

すさまじい話だったと覚えている。

(以下、記憶に頼っているのであやしい)

遠藤周作はクリスチャンとして有名だが、

自身も思春期に相当な反発、反抗を繰り返していたようだ。

この葛藤は大事だ。

主人公の宣教師フェレイラが、

何度もくじけそうになり、とうとうくじけて踏絵を踏むシーンがある。

「『踏むがよい』とあの方は言った」

その時、彼の心に語りかける者がいた。

それこそ主イエス・キリストだった。

それは彼の心の弱さが見せた幻想なのか。

それとも神からの試練を伴う贈り物なのか。

この場面を思い出すと泣ける。

私はクリスチャンではないけれど、

誰かに「許されてるんだよ、もういいんだよ」と言ってもらっていると、

そういう励ましがないと生きるのが辛いたちなので、

ひざをついて祈るように生きている。

嬉しいことにこの映画の監督はイタリアのスコセッシ監督、

たぶん「ロミオとジュリエット」とか「尼僧物語」とか

「ブラザーサン・シスタームーン」という、一連の作品も手掛けた人だ。

とても美しい映像で描く人だ。

この人のテーマはおそらく「無垢」だと思う。

 

さて「許されてるんだよ、もういいんだよ」の声にしたがい、

今回もまたゆるゆると自堕落に、

自分へのごほうびを購入した。

昨夜の番傘本社の句会会場、

ベイタワーホテルにはネコ専門ショップがあり、

行くたびに一個何かを買っている。

昨日は黒ネコのキーホルダー。

…ここのところ、

数日おきに自分へのごほうびを買っているような気がしないでもないが。

 

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ごほうびは続く    ・・・沈黙は金か?”にコメントをどうぞ

  1. 竹内いそこ on 2016年9月13日 at 10:19 PM :

    きりりさま こんばんわ

     予想通りのハードスケジュールですね。
     読書、映画鑑賞・・・・
     それに、句会も同窓会もしっかり満喫されていて、
     さすが!!

      遠藤周作の「沈黙」
     読んでいたつもりで、いまあらすじを確認してみたらどうも違っていました。
     私がよんでいたのは「最後の殉教者」でした。
     こんなうろおぼえなのに、この小説の言葉一つをはっきり覚えています。
     処刑される直前に(たぶん、支倉常長)ひそかに近寄ってきた従者が囁くのです。
      ここから先は、あのおかたがそばにいらっしゃいますよ・・・・・

      実は私は、SFが大好きなのです。
     早川文庫のブルーの背表紙をみると、ワクワクします。
     同じ系統の読書家が最近のおすすめを段ボールにつめて、無期限貸与でおくってくれるのですが、なかなか進みません。
     今、これを手にすると、締め切りのせまるあの誌上大会に間に合わない・・・・
     大会が・・・・

     とはいえ、本の引力に負けて、ページをひらくのも数多くあるのです。
     タイトルを聞いただけで、わざわざ図書館まで出向くこともあります。
     きりりさんに教えていただいた本がそうでした。
     この本を読んだ感動で、近詠二十句作れるはず、という自分へ言い訳しながら。
     (でも、ほんとうに心揺さぶられる感動を受けたら、二十句できましたね)
      
     頑張っている自分へのご褒美。
     猫グッズもそう、早川ミステリーもそう。
     いいですねえ。
     

    • 阪本きりり on 2016年9月25日 at 11:34 AM :

      いそこさま

      ご無沙汰しています!
      お元気でしたか?

      さて遠藤周作の「最後の殉教者」、読んでみたいですね。
      「あのかたがそばにいらっしゃる・・・」
      この感覚は救われますね。
      宮沢賢治が「雨ニモマケズ」の中で、
      死にゆく人へ決して一人ではないよ、と
      語りかけるところがあります。
      人って弱いですからね。

      ハヤカワSFライブラリは私もお世話になりました!
      といっても、私は中高生ぐらいの頃で、
      今やもう古典ですよね。
      バローズとかハインリヒとかブラッドベリとか。
      中でも「ソラリスの陽のもとに」のレムが大好きでした。
      レムはちょっと難しかったです。
      ああ、自分へのご褒美はきっと栄養になっているはずですって。
      …私も「読め」と言って本をくれる友がいて、
      それが溜まってくるとツラいです。
      でも大好きな世界があるって幸せですね!

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