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句集出版の手引き句集・歌集・詩集の自費出版と進め方

俳句・短歌・川柳の句集を作りたい。けれど「費用は?」「どんな流れ?」「自費出版と商業出版は何が違う?」など、最初の一歩で迷う方は少なくありません。
このページでは、短詩型文芸書の制作に長く携わってきた出版社として、句集出版の全体像をわかりやすく整理しました。初めての方でも安心して取り組めるよう、必要なポイントだけに絞って解説します。

なお、内容はあくまで一般的なガイドです。具体的な制作やご相談は、作品構成や目的によって最適な形が変わります。著者の作品に合った方法を一緒に考えていきます。


句集出版の方法と新葉館の方針

句集の出版にはさまざまな方法がありますが、新葉館では
「作品に最適な形を一緒に考える」
ことを大切にしています。

商業出版・企画出版について

新葉館では、ごく一部の企画について商業出版を行う場合があります。
ただし、俳句・短歌・川柳の句集は作品の方向性や読み手との相性が重要で、
すべての企画を商業出版として扱うわけではありません。

「どの形が最適か」をご相談のうえ決めることがほとんどで、
まずは作品の状態に合った最適な出版方法のご提案から始めています。

自費出版(個人出版)

もっとも多く選ばれる方法で、自由度が高く、確実に刊行できます。
句集制作が初めての方にも向いており、内容も著者の意向を全面的に取り入れた出版になります。

電子書籍

最近は電子書籍での出版が流行しており、新葉館でも電子書籍のご提案をさせて頂くことがあります。
「製本された本」+「電子書籍」のハイブリット出版が主流になりつつあります。

私家版

親族に残すため、また、句会・結社での配布を主とする出版。内容に応じて最適な仕上がりをご提案します。

はじめての方は著者の意向を全面的に取り入れる自費出版を選ぶことがほとんどです。


句集や歌集ができるまでの流れ

① 原稿整理

掲載句の選別・章構成・並べ方・推敲などを整えます。
作品点数が多い場合は、構成案を提示することも可能です。

② 編集・校正

誤字脱字のチェックはもちろん、表記ゆれ(漢字・かなづかい)の統一、章タイトル案の調整などを行います。

③ デザイン

装丁(表紙デザイン)、本文レイアウトを制作します。
「句集らしい落ち着いたデザイン」「現代的で軽快なデザイン」など著者の意向も取り入れることも可能です。

④ 組版(レイアウト)

短詩型の本は空間が大切で、1句1句を体裁よく配置します。
短詩型文芸書は組版の美しさで印象が大きく変わるため、専門性が重要な工程です。

⑤ 印刷・製本

部数・予算・仕上がりに合わせて最適な印刷方式を選びます。
(オフセット/箔押し/カバー加工など)

⑥ 納品・販売

自費出版であっても書店からの注文対応・Amazonでの販売・新葉館ネットストアでの販売が可能です。


失敗しないためのポイント

「冊子の見た目」が想像以上に大事

句集は「本としての存在感」が評価に直結します。
表紙・組版・紙質の相性も大切です。

章立て(構成)はプロに相談した方がスムーズ

特に作品点数が多い場合は、専門家の構成力で完成度が大きく変わります。

印刷方式は用途によって最適解が変わる
  • 少ないページ数で低部数ならオンデマンド
  • 句会販売や書店流通ならオフセット
  • 見た目に比重をおく場合はハードカバーに

費用だけで決めず「目的」から逆算するのが最善です。


新葉館出版が短詩型文芸書に強い理由

  • 句集・歌集を長年制作してきた専門知識
  • 短詩型レイアウトに特化した組版技術
  • 川柳マガジン編集部のノウハウ
  • 著者との距離が近い制作フロー
  • 商業出版と同品質の制作体制
  • 川柳データバンクによる類そう・暗合のチェック
  • 川柳データバンクへの収録句の無料登録(川柳句集)

特に短詩型の組版は一般書籍とは全く別物です。
1句1句の“行間の呼吸”を整えられる出版社は多くありません。

句集のジャンルは書籍の中でも特に専門性が高く、
出版社ごとに得意分野が大きく異なります。
短詩型文芸書を継続的に制作してきた経験を活かし、
作品ごとに最適な形をご提案いたします。


出版費用について

内容や仕様にもよりますが、多くの方は次の範囲に収まっています。

  • ハードカバー:60万円台〜(標準的な仕様で80〜100万円台が多いです)
  • ソフトカバー:30万円台〜(標準的な仕様で50〜80万円台が多いです)
  • ペーパーバック:10万円台〜

価格に幅があるのは、同じページ数・同じ部数でも、

  • 原稿の状態(手書き/データ/未整理)
  • 編集・校正の深さ
  • 装丁へのこだわり
  • 著者との打ち合わせ回数

などで、必要な作業が大きく異なるためです。

新葉館出版は「印刷して納品」ではなく、
「本として世に出せる状態に仕上げる」ところまでが制作範囲です。
だからこそ、正式なお見積りは内容を伺ってからお出ししています。
「原稿はまだ手元にない」「どこまで整理すればいいかわからない」
そんな段階でも大丈夫。ご希望やご予算をお聞かせいただければ、概算の目安をお伝えいたします。


新葉館で制作した句集の一例

これまでに1000冊以上の句集・歌集を制作してきました。


制作相談・見積のご案内

「句集や歌集を作りたいけれど、どこから始めればいいかわからない」
という方は、まずお気軽にご相談ください。
原稿の状態を見たうえで、最適な仕様・費用をご案内します。

句集や歌集ができるまでの流れも、費用も、作品の魅力を最大限に出す構成も、まとめてお手伝いできます。

出版サポート(総合案内)を見る