Web川柳句会
| 髭 |
| 課題「髭」入選作品 |
| 選考/島文庫・2024年8月募集分 |
| とりあえず髭でも剃るか休刊日 | クスクス法師 | |
| リタイアした我々の朝のルーティーンに朝刊は欠かせないアイテムです。それがお休みともなれば、手持ち無沙汰でもう何をしていいのか戸惑ってしまう。そんな朝の情景を簡明に表現した共感句。 | ||
| 女房の髭が支えた50年 | 本多 雅子 | |
| エノケンの歌を知っている方も少なくなってきましたが、「女房のヒゲ」は肝っ玉母さんのシンボルでした。小生も例に漏れず妻の支えに依存して生きています。これまた実感を伴う共感句。 | ||
| 大統領髭の生えない人がいい | 遠江 竹庵 | |
| この句は、決して(米大統領はハリス)と言っている訳ではない。日本人のヒゲのイメージは、権威や傲慢の象徴といったところだろう。大国の力を笠に着て暴虐を尽くす彼の人らのことである。 | ||
| 夢を見るゼレンスキーの髭剃る日 | 竹中 たかを | |
| 笑えない浮き世へ捲るヒゲダンス | 大木 安沙 | |
| 父親に買ったシェイバー初給与 | 阿部 日向子 | |
| 髭を剃り市井の人の数になる | 河内 菜遊 | |
| 高齢化赤ひげ求む過疎の町 | 福田 和人 | |
| 慢心を隠した髭が反り返る | 下村 郁子 | |
| たくわえた髭が沽券を見せつける | すずき 善作 | |
| 肩書が取れて立派な無精髭 | みんせい | |
| トマホーク髭に隠して行くサンタ | 小倉 三歩 | |
| 願わくば髭を頭にコンバート | 岡田 淳 | |
| 強がりの髭にビールの泡ばかり | 稲山 博司 | |
| 浮揚感なくて鯰の土用の日 | 羽馬 愚朗 | |
| 貯金ならないが髭ならたくわえる | にった みさ | |
| 頼りない自画像 髭を足しておく | 岩田 マリ | |
| 髭もまたジェンダーレスに揺れている | ハッピーエイト | |
| 髭剃りを済ませモードをオンにする | 引田 六郎 | |
| 赤ひげのいる下町に住んでいる | 荏原 利行 | |
| 戦友と思う徹夜の無精髭 | 佐佐木 雀区 | |
| チクチクと父の頬ずり墓洗う | 砂田 達成 | |
| 禿げてから三倍速でヒゲが伸び | 山田明 | |
| 蓄えた髭と別れる面接日 | 山﨑 止水 | |
| AIの答えに髭がついている | 大木 安沙 | |
| 朝顔の巻き髭くるり天を向く | 鶴見 芙佐子 | |
| 格さんやそろそろ出すかと髭しごき | 天野 きよし | |
| ひげ文字が縁起かついで跳ねている | 白峯 | |
| ビアードも大泣きしてるゲリラ雨 | 齋藤 光子 | |
| 古シェーバー初給料の子の思い | あっちゃんパパ | |
| 鴨居からカイゼル髭がにらむ郷 | 関根 一雄 | |
| 髭だけが立派になって無位無官 | 原 洋一 | |
| 髭面が明治男のステータス | 桜木 美津子 | |
| ちょび髭に哀しみ隠すチャップリン | 山田 恭正 | |
| 脱毛でつるつるしてる若い顔 | 川名 洋子 | |
| 駐在を終えて帰国の髭を剃る | 白瀬 白洞 | |
| 栄一も諭吉も髭は貯えず | 八十日目 | |
| 令和の世ナマズのひげがよく揺れる | 風来 帽子 | |
| 髭くじらシーシェパードに体当たり | 龍せん | |
| ヒトラーと対決をするチャップリン | こはり つよし | |
| 無精ひげ剃って男の暑気払い | やす坊 | |
| 角番の験を担いだ無精髭 | 春爺 | |
| ヒトラーに髭も似てきた若社長 | 西井 茜雲 | |
| 髭剃って顔認証に拒否される | 戴 けいこ | |
| 新札はもはや髭には頼らない | 竹中 たかを | |
| 百歳を超えるとみんな寿老人 | 隼人 | |
| 付け髭で覆いきれない鼻の下 | 福村 まこと | |
| 律儀にも毎日生える髭を剃る | 方丘 酔生 | |
| 髭がある妻と息子とポチとタマ | すみれ | |
| 後頭部 せめて生えぬか 無精髭 | ヒメ父 | |
| ヘルパーの髭の剃り方残し方 | やひろ | |
| 髭の塵払い忖度する上司 | 小林 祥司 | |
| 無精髭隠すマスクが外せない | 野平 光太郎 | |





























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