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| あやふや |
| 課題「あやふや」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2011年10月募集分 |
| 核心に触れると揺らぐ机上論 | 沢田正司 | |
| 総論賛成、各論反対、会議の状況を分析するとそんなことが起こる。机上論ではみすごすことがある。 | ||
| あやふやはあやふやなまま多数決 | 橋立英樹 | |
| 会議は勢いというものがあってみんなが賛成するから私もと、自分の意見をもたずあやふやだ。 | ||
| どちらにも好きだと云って敵二人 | ダムール | |
| 二人の恋人を天秤にかけてどちらも好きだと言っているとどちらも敵になる、あやふやな態度は禁物。 | ||
| 言い切らず語尾がどんどん長くなる | 加藤ゆみ子 | |
| 冗談と言って本音をはぐらかし | 神宮寺茂太 | |
| 恋人でないし友達でもないし | かっぱ堂 | |
| 飲んだはずなのに余っている薬 | 米本 卓夫 | |
| 飽食で食べたいものが定まらぬ | 牧 新山 | |
| どの薬飲んで効いたかわからない | 米本 卓夫 | |
| 前を行く車は右か真っ直ぐか | ダムール | |
| あやふやな漢字が辞書に裁かれる | 米本 素光 | |
| 他人から言われる度にそんな気が | アズスン安須 | |
| 交差点まだ迷ってるぼくの風 | 牧 新山 | |
| あやふやを演じ窓際守り抜く | 佐藤彰宏 | |
| あやふやな気持ちのままの罪な人 | かっぱ堂 | |
| 嫌いではないが好きでもないみたい | 森野このみ | |
| あやふやな返事だ乗る気ないらしい | 福島敏朗 | |
| あやふやなまま結婚に打って出る | 竹内いそこ | |
| 返事した覚えはないが妻となり | 伯林 | |
| ひと言に疑心暗鬼が顔を出す | みぢんこ | |
| 答弁に自信ないのかあやふやだ | 高橋 太一郎 | |
| あやふやが 一番心地 良いと知る | 素人 | |
| あやふやに生きた男に影がない | 牧 新山 | |
| 質問に答える内にあやふやに | 徳島一郎 | |
| 曖昧なジャッジ油に火を注ぐ | 土藏芳竹 | |
| あやふやな 人の言葉に 揺さぶられ | 十六夜 | |
| あやふやな男でなぜかモテている | 伊東志乃 | |
| 気はいいがあやふやだから二等国 | 悠歩 | |
| 与野党はメッキの色が違うだけ | あつじ | |
| あなたとはいい友達でいたいから | 森野このみ | |
| あやふやな気持じゃ困るTPP | 鶴巻 弘 | |
| 筆順を覚えた頃に鬱直る | 和田洋子 | |
| 問い詰めてみてもヒラリと闘牛士 | かっぱ堂 | |
| 棚上げで ひとまず視線 逸らしとく | 松本清展 | |
| 意地っ張りあやふやなまま押し通す | よし江 | |
| ふと妻にあなたは誰と聞いてみる | 森野このみ | |
| あやふやな円周率に揺れ始め | 鹿野 太郎 | |
| あやふやな気持ちで見切り発車する | じんじん | |
| いちからかほどけかかった赤い糸 | 市川勲 | |
| 昨晩のおかず問われてうろたえる | 北朗 | |
| 嘆願書善処しますとそれっきり | 小西章雄 | |
| 安全の基準が見えぬシーベルト | 柄 宏一郎 | |
| 借りた金返したような気もするが | 米本 卓夫 | |
| あやふやを助けてくれる電子辞書 | みのり | |
| 被災者へ届いていない義捐金 | 米本 卓夫 | |
| あやふやになった家族の誕生日 | 高山 登 | |
| 責任はだんだん下へ降りてゆく | 日比日踊 | |
| 挙式終えシナリオの無い旅に発つ | 小西章雄 | |
| 誰からの電話か自問してる母 | 正木斗周 | |
| 前向きに善処しますとまた逃げる | 星野 睦悟朗 | |
| 日に2分遅れる僕のロレックス | 濱山哲也 | |
| ノンアルのビールで騒ぐ運転手 | 濱山哲也 | |
| あやふやな国でバランスとり難い | 濱山哲也 | |





























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