Web川柳句会
| 夜 |
| 課題「夜」入選作品 |
| 選考/本田智彦 2019年2月募集分 |
| 星空を仰ぎニンゲン忘れましょ | おかの みつる | |
| 坂本九ちゃんの歌ではないが星空を見ながら歩く、そこには娑婆のことを忘れて天空をただ眺める空の世界へと導くそんなひとときもあっていいのじゃないか。ごちゃごちゃとした人間の存在を無視して…。 | ||
| 過疎の村野獣に怯え過ごす夜 | 武良 銀茶 | |
| 少子化・老齢化で里も過疎化となり空家が目立つようになった。人の住んでいないことを知っている鹿、猿、熊、猪など里に下りてきて田畑を忘す。久しぶり里に帰ってもこれらの野獣におびえて安心できない休みとなった。 | ||
| 不夜城の新宿朝はゴミの街 | 高橋 太一郎 | |
| 都会真ん中にある人の集まるところ夜も太陽が照らしているようにネオンや街灯がきらきらしている。特に歓楽街の新宿は朝のゴミの量をみるとひどいものだった。 | ||
| 徘徊が家族を深夜走らせる | 白子しげる | |
| 救急車近くで止まり寝付けない | わこう | |
| 定年後こんなに夜が長いとは | 若山 貞人 | |
| 頻尿でとぎれとぎれの夢を見る | 太秦 三猿 | |
| 昼の月よりもやっぱり夜の月 | 麦乃 | |
| わくわくと新元号を待つ夜明け | 原田 正士 | |
| ひとやすみしなよゆっくりねむりなよ | きかん坊 | |
| 雪の夜のじょんがら節に宿を貸す | 光畑 勝弘 | |
| 暗闇に光る瞳の黒い猫 | 白百合 | |
| 野暮天をロマンチストにする月夜 | わこう | |
| コンビニへ今夜の命買いに行く | 赤松 重信 | |
| 闇夜の河畔歌って歩く二人連れ | 野川 清 | |
| 締切へ眠れぬ夜に耐えるペン | 福田 和人 | |
| あの夜が二人の時計止めたのよ | 水谷 裕子 | |
| おはようがとても眩しい夜勤明け | 渋谷 重利 | |
| あと一杯あと一杯で朝寝坊 | ナガオ | |
| 沖縄にまだまだ続く長い夜 | 木村 行吉 | |
| 夜業明けねぎらう妻のしじみ汁 | 松村 しげる | |
| コンビニが不夜城となり客を寄せ | すずき 善作 | |
| 正解は夜のどこかに隠れてる | 岸井 ふさゑ | |
| 星空を売り物にして村おこし | 川中 由美子 | |
| 三度目のトイレに起きる夜明け前 | なるちゃん | |
| その話 3度目ですと 酔った晩 | ナフタリン | |
| 夜なべして手袋編んだ遠き日よ | つれづれ | |
| 昭和へのタイムスリップ深夜便 | 三好 光明 | |
| 夜七時にて切り上げた初デート | 汐海 岬 | |
| 真夜中にばったり妻の顔パック | 沢田正司 | |
| 事情みな抱えた顔の夜行バス | かきくけ子 | |
| 目覚ましが不要になった夜明け前 | 彦翁 | |
| ストレスをみんな食べたら夜が明けた | 渡辺 勇三 | |
| 異次元の世界広がる夜の窓 | はしひめ | |
| コンビニの夜の明るさ借りる街 | 寺林 繁 | |
| 鈍感で夜はぐっすり良く眠れ | 加藤 胖 | |
| 夜学から立身出世歩を進め | 美和 山吹 | |
| ある筈の星座を探す都会の灯 | 松村 しげる | |
| 夜もすがら友と語った青春譜 | 藤井康信 | |
| マン喫に淋しい夜が肩寄せる | すずき 善作 | |
| 救急車の冴えた音聞く冬の夜 | 上山 堅坊 | |
| 夜だから綺麗に見える女たち | 冬子 | |
| おはようと夜の職場へ顔を出す | 久常三喜夫 | |
| 夜の顔だけ見せるネオン街 | 白柴 小太郎 | |
| 若者の蛇行許している夜景 | 有澤 嘉晃 | |
| 晩酌のつまみ今夜も一夜干し | 繁爺 | |
| ネオン街夜を彩り魅惑する | 小林 藤太郎 | |
| 人生の縮図が集う施設の夜 | 赤松 重信 | |
| 深夜便お伴はやはり演歌でしょ | きぃろっく | |
| 夜行性羽繕いする夜の蝶 | 宮本 彩太郎 | |
| 母不在夜の時間が長くなる | 城後 朱美 | |





























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