Web川柳句会
| 2024年3月の時事川柳入選作品 |
| 選考/唯夕・2024年3月募集分 |
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オオタニを見れば議員の小者感 |
廣田 和織 |
| 今や世界の大谷選手の活躍を日夜目にすると日本の希望であります。他方、連日報道の日本の議員さんを見れば正に小者、悲劇です。 |
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大銀杏結えぬ力士が歴史変え |
佐藤 茂之 |
| 尊富士を称えたい句が多数ありましたが、この句が簡明に偉業を賞賛していると感心しました。 |
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満額の春に破顔の政労使 |
はなぶさ |
| 春闘の満額妥結の報道に、先行き不安の労使も口先介入の政の破顔につられて笑顔。プチブラック。 |
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惜しまれてチェルシー甘く溶けてゆき |
亀 歩 |
| どう生きるゴジラに問うたアカデミー |
水谷 裕子 |
| セクシーなダンスに学ぶ多様性 |
きぃろっく |
| アレンパへ聡太のセンス冴え渡る |
宮本海風 |
| メモ無しできちんと言えるばかやろう |
八木 五十八 |
| 冷や水を掛け合う米の選挙戦 |
龍せん |
| 不祥事のたびに顔出す蜃気楼 |
坂田 康雄 |
| 100分の一で手繰ったパリの空 |
山田 とく子 |
| アラレちゃんバイちゃはイヤよまたねだよ |
なつ |
| 侵略をしない日本にある宇宙 |
池田 稔 |
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戦時下の地球の上に住んでいる |
かきくけ子 |
| AIに戦争させて人は死に |
三好 光明 |
| 九条が嘆く変節武器輸出 |
羽馬 愚朗 |
| 空爆へ何も出来ずに歯が痛む |
野川清 |
| 対岸の火事を眺める国連旗 |
白瀬 白洞 |
| プーチンへ空しい僕の憤り |
新浜 一彦 |
| ラマダンの夜も断食ガザ市民 |
林 山柳 |
| 老齢の原発揺れる地震国 |
下村 由美子 |
| 桜咲く時期だけ靖国柔らかい |
大和の雨蛙 |
| 開花して一息つける気象庁 |
武井 わこう |
| 国会の中継よりも大相撲 |
滝沢 良枝 |
| 大谷に一喜一憂妻の日々 |
花井 多可子 |
| 大谷のニュースに少し飽きてくる |
橋倉 久美子 |
| 側にいて分からぬものと妻眺め |
船岡 五郎 |
| 言い訳にされて驚く多様性 |
船岡 五郎 |
| 嘘偽りないと言うけど嘘臭い |
渡辺 世潮 |
| 政倫審政倫不信増すばかり |
小倉 三歩 |
| 裏金で票を買い足し多数決 |
やす坊 |
| 何か言い何かをすれば下がる支持 |
渡辺 たかき |
| 岩盤に当たり支持率下がらない |
はぐれ雲 |
| どさくさに紛れ居座る文科相 |
坂田 康雄 |
| 議員なら自己申告の罪と罰 |
遠江 竹庵 |
| 知る権利あったら困る永田町 |
八木 五十八 |
| 裏金にとても大きな負の利息 |
荒井 孝憲 |
| 記憶力記録力なく党幹部 |
かきくけ子 |
| 検察庁また積み上げるトカゲの尾 |
野川清 |
| 倫理観捨ててきましたパリの空 |
山田 とく子 |
| 裏金がアベノミクスにとどめ刺す |
羽馬 愚朗 |
| この騒ぎ草葉の陰でなに思う |
佐藤 彰宏 |
| 君たちはどう生きるのか自民党 |
柳村 光寛 |
| 晩酌を一杯減らし義援金 |
正能 照也 |
| 人不足 転職CM 花盛り |
亀仙マッチョ |
| 物価高給与上がらず音を上げる |
吉 哉郎 |
| 値上げ値上げ値上げの春の闇深し |
坂本 美地子 |
| 勤務医に過労死ライン設定す |
山下 博 |
| ハレンチを企画したとき素面です |
八王寺 宇保 |
| 健康をサプリメントが食い荒らす |
やす坊 |
| 白鵬も岡ではただの一欠片 |
松本清展 |
| 紅麹きみは何にも悪くない |
竹中 たかを |
| 日本版ただそれだけで遅れてる |
美和山吹 |
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今月から時事句の選考をすることになりました唯夕です。時事句は旬が命ですが、普遍のテーマについては選者の特権で時間的にはゆったりと取り上げたいと思います。