Web川柳句会
| 2023・05 |
| 2023年5月の時事川柳入選作品 |
| 選考/中前棋人・2023年5月募集分 |
| 虎ファンが虎連勝に怯え出す | 春日 綾乃 | |
| この「怯えだす」がなんともいい。句を深くしました。虎(阪神)のことがよくわかっていてこのまま大丈夫なんだろうかという虎ファンのその心情を見事に捉えました。これが川柳の力だと思います。 | ||
| この頃は掴む藁まで値が上がる | 岡田 淳 | |
| 値上げラッシュは止まりそうにありません。正に「掴むその藁」まで値上げしている厳しい現実の中で暮らしています。毎月、一定の川柳の眼がここに向けられるのはこれはもう当然のことです。 | ||
| 鯉のぼり絶滅危惧種の仲間入り | 隼人 | |
| 街を走っていても「鯉のぼり」を見ることはほとんどない。少子化他いろいろその理由はあります。「屋根より高い鯉のぼり♪」この歌も今の子にはもうピンくることはありませんね。 | ||
| マイナカードあの手この手がもつれだし | 渡辺 世潮 | |
| Gセブンウルトラマンがおりません | チンゲン斎 | |
| 祭りへの助走も熱しコロナ明け | ハッピーエイト | |
| Gセブン中身の薄い熨斗袋 | きぃろっく | |
| こうなれば庭で鶏飼ってやる | 大浦 福子 | |
| ヒーローはいつも空からやってくる | 阿部 日向子 | |
| ウクライナ平和の鳩に空が無い | 西東南北 | |
| 異次元の子に泣かされるお父さん | 八木 五十八 | |
| 核の傘さしかけ招くG7 | 白瀬 白洞 | |
| 回顧録後継指名抜け落ちる | 上村夢香 | |
| 秘書官のファールはレッドカーペット | 八木 五十八 | |
| 中国の手鏡の中にある地球 | 隼人 | |
| 混ぜてこねお好み焼きのG7 | 林 山柳 | |
| ポイントで釣った魚が逃げていく | 羽馬 愚朗 | |
| 均衡を大義にかざす核保有 | 松村 しげる | |
| AIに母屋取られてストライキ | 桜木 美津子 | |
| デジタルにアナログ耳を遠ざける | すずき 善作 | |
| 夢失せたヤング彷徨う都市樹海 | 荒井 孝憲 | |
| N党が首も名も変え鵺になる | 山田 初男 | |
| 語り部が減って九条脆くなる | すみれ | |
| 核なきを唱える人に核の傘 | はなぶさ | |
| ヒロシマの空の彼方にバフムート | 入り江 わに | |
| 外電をコピーしているスポーツ紙 | 太田 省三 | |
| この世界ゼレンスキーで回っている | 松井 逸馬 | |
| デジタル化マイナンバーを人が打つ | 関根 一雄 | |
| 舞台よりドラマチックな歌舞伎界 | 陽香 | |
| じゃがりこも広島風のおもてなし | 水谷 裕子 | |
| 朝一番大谷君が気にかかる | 花井 多可子 | |
| 泣き顔になってしまった目玉焼き | 橋倉 久美子 | |
| 核ボタン持って見学資料館 | 小原 庄助 | |
| 上げ底の平和論じるG7 | やす坊 | |
| どこにある迷彩服を干すところ | 大木 安沙 | |
| 大会をさくらの色で染める意気 | 風間 なごみ | |
| 母の日に母を泣かせたプレゼント | もう六爺 | |
| こどもの日期待を背負う金太郎 | 泉 | |
| ウサギ見にムーンビジネス盛り上がる | 齋藤 光子 | |
| 公私さえ教え損ねた尻尾切る | 星野 睦悟朗 | |
| 空よりもバットが先に梅雨に入る | 陽香 | |
| 公約は和洋中華の玉手箱 | 坂田 康雄 | |
| G7ホッとしたのは警備陣 | おかの みつる | |
| ニワトリも産めよと殖やせと責められる | 東 定生 | |
| 海越えてサムライたちのショータイム | 宮本海風 | |
| オータニで安全圏のマスメディア | 齋藤 光子 | |
| 翻訳機持って店番観光地 | 荘子 隆 | |
| 異次元はどんなことにも使えるね | 荏原 利行 | |
| まあまあと見逃す差別ある日本 | 下村 由美子 | |
| どちらから別れ切り出す二十年 | 渡辺 たかき | |
| 六十を過ぎて働く原子力 | 東洋はじめ | |
| プーチンが息子でなくてよかったわ | 長谷川 桜道 | |
| 年金の歩幅で安近短の旅 | 山登爺 | |





























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