Web川柳句会
| 2016・04 |
| 2016年4月の時事川柳入選作品 |
| 選考/二宮茂男 2016年4月募集分 |
| 角栄をブルドーザーで掘り起こす | 光畑勝弘 | |
| 慎太郎氏がかつての政敵・角栄元総理について書いた『天才』など角栄本が読まれている。将来を見据えたアイデア、人を動かす情、官僚を動かす現実性、数にものをいわす巨額の資金などで空前絶後のドンを掘り起こす。ブルドーザーがいいね。 | ||
| 整然と並ぶ被災地驚かれ | 岩堀洋子 | |
| 熊本地震の被害状況や被災地の様子についての情報が世界を走る。この非常時におにぎり一つへ何時間でも整然と並ぶ。 自分が困難な状態でも、自分よりも困難な人がいると心を配る被災者が驚きの目で世界から見つめられる。 | ||
| 抜け道が運河以外にあるパナマ | 海野えぼし | |
| パナマから流出した機密の金融取引文書。国家元首、企業幹部、著名人等と、オフショア・タックスヘイブン(非居住者向け租税回避地)にある税の抜け道との関係が明るみとなる。アイスランドの首相はこれで辞めた。 | ||
| 差し掛ける傘に入らぬ北の国 | 有澤嘉晃 | |
| 熊本がブルーシートで覆われる | 甲斐良一 | |
| エンブレム決まれば好きになる不思議 | 氷川の杜 | |
| 国益を黒塗りにするTPP | 宮本 信吉 | |
| 世の中は保育園より騒がしい | 小田慶喜 | |
| ミサイルは掃くほど有るがコメが無い | ミー子 | |
| 怖いけど慣れてきました震度6 | 城後 朱美 | |
| オスプレイ腹に一物もち飛来 | 小林藤太郎 | |
| 資産家の顔を隠したパナマ帽 | 白峯 | |
| 原発に異常ありでは遅すぎる | わこう | |
| 十八歳カギも沢山持たされる | 佐野かんじ | |
| 被災者に無慈悲非道の火事場ドロ | はなぶさ | |
| 市松で白黒つけたエンブレム | 小田虎賢 | |
| 放任か放棄でかわる子の運命 | 渡辺たかき | |
| パナマ文書またピケテイが見直され | 赤松重信 | |
| 行く止めるどちらが闇か消費税 | 城戸幸二 | |
| 安倍さんが本気で飛ばすオスプレイ | すずき 善作 | |
| カルデラの地下で蠢くナマズの巣 | 竹中正幸 | |
| 地震速報横目にドラマ観る引け目 | 本間千代子 | |
| 清正に城の復旧誓います | 諸行無常 | |
| 復興に肥後もっこすで負けんばい | 春爺 | |
| トランプで博打をしてる米国は | はぐれ雲 | |
| くまモンの出る幕じゃない地震規模 | なるちゃん | |
| 善意から物資を送り困らせる | 岡 遊希 | |
| 三度目の三本の矢を待つ庶民 | 星野睦悟朗 | |
| 統合の美点を食べて生き延びる | 松村 しげる | |
| 五年経ちまだふるさとへ戻れない | 沢田正司 | |
| おにぎりの重さ身にしむ配膳所 | 福村まこと | |
| 終らせるためなら次もある投下 | 加藤胖 | |
| 吼えないとアナウンサーになれぬ国 | 太秦三猿 | |
| 要るものが多すぎリュック重くなる | 彩古 | |
| 地震など想定内と稼働中 | 徳島 一郎 | |
| 常識を捨てた七冠ぶっちぎり | 白瀬白洞 | |
| エリートの勝負師ゆえに賭博まで | 永多一博 | |
| 倫理までプロでなかったアスリート | 加藤 当白 | |
| 最高裁謝罪している裁く人 | 久世高鷲 | |
| 黒塗りに戦後の社会思い出す | 久常三喜夫 | |
| 週刊誌一寸先の闇を射る | 望月 弘 | |
| くまモンのほっぺに日の丸がふたつ | 智鈴 | |
| 通販のようにふるさと税募集 | 辻 貴希 | |
| 敵攻めず味方裏切る幕僚長 | 宇宙悠々 | |
| 五輪旗が半旗に見えるリオの秋 | 白鳥象堂 | |
| ガタガタともめる暇ない大震災 | 小田和子 | |
| 四野党束になったら互角戦 | 藤井康信 | |
| 栄光の裏でシャトルの黒い羽根 | やす坊 | |
| 補助金で空気を運ぶ過疎のバス | 武良 銀茶 | |
| 権力を見張るペン先丸くなる | 岡田淳 | |
| テロップの震度に知人思いやる | 端 河 潔 | |
| 文化庁東の京都から来るか | 山下 博 | |
| 飲み会を止めて会費は募金箱 | 岡野 満 | |





























川柳句会トップ
川柳(課題吟)







