Web川柳句会
| 2025・07 |
| 2025年7月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/渡辺たかき・2025年7月募集分 |
| お暇なら来てねと言われ詐欺に会い | 北村 幽芳 | |
| 五月みどりの往年のヒット曲を思い出すかたがたもきっと多いことでしょう。これもある意味で本歌取りなのかもしれません。この陽気なフレーズにネット等の闇社会が二重に響く表現が秀逸です。 | ||
| 宝くじ買えど夢幻の可能性 | 道用 トモヨシ | |
| 川柳ではさまざまな切り口から当選しない宝くじが詠まれます。「無限」に掛けた「夢幻」と、「可能性」を結びつけたのが作者の独創ですが、何だか新語として世間で通用しそうな気がしてきます。 | ||
| 割り勘で自慢話を聞かされる | にった みさ | |
| 「割り勘」も多く川柳では詠まれ、ありがちなのはあまり飲まない口なのに割り勘で損をすると言ったものですが、この句では自慢話を聞かされるのが損だと詠まれていているところが斬新です。 | ||
| 桃太郎だっていわゆる流れ者 | さだえばあちゃん | |
| この人で良いかと揺れる高島田 | ノーテンキ | |
| スマホから目を離したら世が見えた | 正能 照也 | |
| 折れぬよう少し曲げてもいい主張 | 隼人 | |
| 二足歩行できる人だけ来る葬儀 | 河内 菜遊 | |
| 終バスがハシゴを外すハシゴ酒 | クスクス法師 | |
| 借金を残した遺影笑うだけ | 宮尾 柳泉 | |
| 言い訳が下手で信用されている | 山田明 | |
| 弟のついでに兄も叱られる | 髙杉 力 | |
| 幸せになりましょねほな別れまひょ | 吉野一心 | |
| バックシャン人の前しか歩かない | 山﨑 止水 | |
| 居るだけでいいと出席頼まれる | なるほどマン | |
| 接待の酒が呼び出す領収書 | カバさん | |
| キビダンゴ分の仕事はするつもり | 橋倉 久美子 | |
| 寝言でも決して言わぬ隠し場所 | 岡 遊希 | |
| 運動ができるか腰に打診する | せきぼー | |
| プライドがプカリプカリと浮く居場所 | 闘苦朗 | |
| こんなとこあんなとこまで軽井沢 | 髙杉 力 | |
| 一斉に首傾けて書道展 | 下村 郁子 | |
| 酒癖が悪いと知らず注いだ悔い | 大浦 福子 | |
| ケアマネの前では急に動く脚 | 佐々木 こう子 | |
| 恋多き女優許されていた昭和 | 初貝みな | |
| 願い事欲張り過ぎて肉離れ | 山崎 一郎 | |
| カード払い増えて小銭の膨れ顔 | 桜木 美津子 | |
| 病院を出ると忘れる医者の指示 | 山田明 | |
| 先にいきちょっと自慢のブーケトス | 関根 一雄 | |
| 地獄とは現世だったと知る猛暑 | 河内 菜遊 | |
| また今日も歩きスマホに譲る路 | 武藤 宣彦 | |
| 伸びしろは昔を語るエンドレス | 荒井 孝憲 | |
| サングラスとらないでいて欲しかった | よしじろう | |
| 若者の鼻を明かしたヨガポーズ | 山田とく子 | |
| 息継ぎもせずに上手に喋る妻 | かきくけ子 | |
| 酒が出る会へ万障繰り合わせ | 星野 睦悟朗 | |
| 人のこと話していたら自分事 | ミルクルミ | |
| 助言して夫婦げんかがなお縺れ | 白瀬 白洞 | |
| いつの間に噂の種が発芽する | つれづれ | |
| 甘いもの欲しがりません検査まで | ニセデ・ニーロ | |
| とりあえず若く見えると言っておく | 初貝みな | |
| 罪じゃない代々盗む母の味 | 岡田 淳 | |
| 人間も熊も猛暑で命がけ | すみれ | |
| 沈黙が嫌で道化の役を買う | ノーテンキ | |
| 惚けた振りして約束を反故にされ | 星野 睦悟朗 | |
| 割り勘と聞いた途端にピッチ上げ | トトロさん | |
| がんばった足の裏にも空見せる | ぱせり | |
| 理論上飛べる羽ではない天使 | おじ丸 | |
| じゃあねから五分電車はまだ出ない | 初貝みな | |
| 蒟蒻で押し通すのも固い意志 | 八木 五十八 | |
| 節穴の目でも世間は良く見える | 荏原 利行 | |
| ポケットの中で終わったラブレター | ノーテンキ | |
| おしゃべりな妻の前では貝になる | 大浦 福子 | |





























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