Web川柳句会
| 2024・12 |
| 2024年12月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/北原おさ虫・2024年12月募集分 |
| AIがそのうちヒトをこき使う | 須藤 良夫 | |
| AIにヒトが「使われる」という句はよくありますが「こき使う」が強烈ですね。面白い反面、恐ろしさも感じます。「そのうち」という表現がユーモラス。そうは言ってもまだ先の事だろうと見ている。この楽観性がいかにも川柳的。 | ||
| 全身をユニクロで決めユニクロへ | 磯香 | |
| オールシャネルで着飾る芸能人を見たことがありますが、これはそのユニクロ版ですね。この句にクスッと反応した人は認識が古いかも。今やユニクロは高級ブランド。この句は世代による感覚の違いを穿ちの眼で見ている。そこが面白い。 | ||
| いい日旅立ち歌う卒寿のクラス会 | 山田 初男 | |
| 名曲「いい日旅立ち」。これを卒寿のクラス会で歌うとは・・なんと前向きな人達なんだろう。でもこの句、裏の意味も読み取れます。それは人生の旅立をも匂わせているところです。ユーモアの中にも切なさがある句に仕上がっています。 | ||
| 永眠がすぐそこなのに又昼寝 | 優輝 | |
| 達筆であれば誤字でも見逃され | 久常 三喜夫 | |
| 別れぎわ頑張るなよと老い仲間 | 池田 稔 | |
| 廃校を知らず真面目な金次郎 | 佐藤 茂之 | |
| サンタさん闇バイトかと怪しまれ | 茶番檄 | |
| 初孫を見世物にして帰省する | すずき 善作 | |
| ウィルスをいただいて来たクリニック | 冬子 | |
| 発車ベル立ち喰いうどん一気飲み | 正能 照也 | |
| アルバイト先で習っている敬語 | 髙杉 力 | |
| 二枚めは見せないような舌使い | 渡辺 たかき | |
| 眼を入れてやったダルマに威張られる | ハッピーエイト | |
| 偉そうに不在と書いてある空き家 | 宮本 信吉 | |
| 電柱を蹴って管巻く酔っ払い | 北村 幽芳 | |
| 叩いたら機嫌直したファンヒーター | 竹平 和枝 | |
| ひょいと来る割りに長居をする病魔 | 松村 しげる | |
| 体重の差別はしない乗車賃 | 岡田 淳 | |
| 年賀状値上げが義理を捨てさせる | 山田明 | |
| 黄泉の国満室につき帰される | 石井 良司 | |
| 何年も鳴らぬ電話を置いている | 八木 五十八 | |
| 流行語も紅白歌手もピンと来ぬ | すみれ | |
| 本当の不用品なら引き取らず | 下村 郁子 | |
| ふてほどの妻で悪いか居直られ | 山田 初男 | |
| 交番で我が家尋ねる酔っ払い | 岡田 淳 | |
| 孫の名はキラキラネーム舌縺れ | おかの みつる | |
| ウケたフリすると次々親父ギャグ | 山﨑 止水 | |
| 好きになる優しい言葉注射され | おかの みつる | |
| 卸値を当てられ値引きさせられる | 繁柳 | |
| 聞こえないふりして聞いている噂 | 真田 義子 | |
| パソコンに認知能力試される | ねこママ | |
| 本心は口にしないが顔に出る | 鶴見 芙佐子 | |
| 旅人は不思議にみんなやせている | よしじろう | |
| 売られても買う金が無いその喧嘩 | 山本 智昭 | |
| 二時間なら化粧で騙す自信あり | 荏原 利行 | |
| 使えるかレジでマイナを出してみる | 須藤 良夫 | |
| 人生のたられば愚痴る年の暮れ | 武藤 宣彦 | |
| 血圧は白衣株価で乱高下 | 山登爺 | |
| キティちゃんと呼んではいるがもう五十路 | ハッピーエイト | |
| 救急車電話するとき名演技 | れれれ | |
| 走るべき時には走るカタツムリ | 西山 竹里 | |
| 会う前に欲しい彼女の説明書 | 宮尾 柳泉 | |
| 長生きをしたくて開けぬ玉手箱 | 亀 歩 | |
| 爺の日と決めて背中を流す孫 | 右田 俊郎 | |
| 落書きに恥ずかし過ぎる誤字がある | 岡 遊希 | |
| カードだけ増えて預金は消えていく | 武藤 宣彦 | |
| 東大を三度受けたと自慢する | 西山 竹里 | |
| 蛇嫌いにあまりうれしくない巳年 | 西山 竹里 | |
| 解凍に時間のかかる脳になる | 渡辺 たかき | |
| 役立たぬ古い亭主と旅の本 | まさみじいちゃん | |
| 寒くなりクマも炬燵に入りたい | 白峯 | |
| 奢られる分だけ愚痴を飲まされる | 隼人 | |





























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