Web川柳句会
| 2024・09 |
| 2024年9月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/北原おさ虫・2024年9月募集分 |
| 家族皆スマホ茶の間の夜は更ける | 池田 稔 | |
| 斯く言う我が家もそうなんです。家族全員(と言っても3人ですが)スマホと睨めっこ。会話は途絶え沈黙の夜は更けていく。作者はこんな風潮を嘲笑いながら心では嘆いています。笑って嘆く・・これもまたユーモアでしょう。 | ||
| 新米が即戦力になる九月 | 宮本 信吉 | |
| この夏の米不足ならではの句です。新米を新参者と思わせておいて最後にお米にすり替える。見事に決まりました。面白いです。出荷を待ちわびていた消費者にとっても販売店にとっても正に即戦力になりました。 | ||
| 町内の床屋で使う黙秘権 | 佐藤 茂之 | |
| 浮世床と言う言葉があるように古来床屋さんは話し上手で聞き上手。散髪が終わる頃には個人情報をすっかり聞き出しています。これを阻止するには・・そう、最後まで寝たふりをする。これを黙秘権と詠んだところが面白い。 | ||
| 考えるだけで楽しい尻呼吸 | 山田 初男 | |
| 金シャリと呼んでください白ご飯 | 宮本 信吉 | |
| 負け組の背中をなでる縄のれん | 後藤 勲 | |
| 外見は悪いが美味い深海魚 | にった みさ | |
| 水道水だって天然水なのに | 星野 睦悟朗 | |
| 残業が作る百万ドル夜景 | 後藤 勲 | |
| ノーサイド作る笑顔がぎこちない | 右田 俊郎 | |
| カメムシが出ると私が怒られる | 砂田 達成 | |
| 満月を壊して食べる月見そば | 岡田 淳 | |
| 鶴亀算長生きしたら忘れてる | 山田 初男 | |
| 漢字でもボクとシモベは同じ僕 | 河内 菜遊 | |
| 片足で乗れど変わらぬ体重計 | 髙杉 力 | |
| 蝉までも民意民意と泣いている | 陽香 | |
| 訳ありの秋刀魚は顔に傷があり | もう六爺 | |
| 楷書では書かないアイドルのサイン | 西山 竹里 | |
| 水道が冷たくなってやっと秋 | ねこママ | |
| フードロス最終処分場は俺 | 亀 歩 | |
| 小児科と婦人科以外全制覇 | 武藤 宣彦 | |
| 見せぬのが惜しいとっておきの下着 | 橋倉 久美子 | |
| おはようは無事にめざめた証です | 竹平 和枝 | |
| 魂を奪われた眼でスマホ視る | かきくけ子 | |
| 栓抜きの代わりした歯も高齢者 | 木村 行吉 | |
| 備蓄米5年過ぎれば家畜米 | もう六爺 | |
| バックしても数は減らない歩数計 | 西山 竹里 | |
| マイカーも欲しい水陸両用車 | 本多 雅子 | |
| うっとりは分かるが妻よ口閉じて | 大浦 福子 | |
| 杖タッチ敬老会のごあいさつ | 坂田 康雄 | |
| 蟹足に負けてぼう然自慢の歯 | 大澤 葵 | |
| じいちゃんは独居じゃないよソロキャンプ | ハッピーエイト | |
| プラごみの中を泳いでいる暮らし | おかの みつる | |
| 愛犬のお尻眺めてついていく | 宮尾 美明 | |
| 離婚まで意見が合わずまだ二人 | 隼人 | |
| 日本人男女のハグがぎごちない | 関根 一雄 | |
| 百貨店オシャレして行くお婆さま | 小原 庄助 | |
| 微笑みを絶やさぬ妻の深い闇 | 福村 まこと | |
| 真夏日の花にホースの煮え湯かけ | 齊藤 大柳 | |
| 効能がみな当てはまりみな効かず | おじ丸 | |
| 孫よりも婆ばが遊ぶロボット犬 | 陽香 | |
| 休日を避けて出掛ける老いの旅 | 渡辺 世潮 | |
| 飼い主にそっくりさんでよく吠える | 山田 とく子 | |
| 今度こそ痩せて見せると又誓う | 大浦 福子 | |
| 親指はいいね小指はいけません | 白峯 | |
| 孫ができ読んだら深いドラえもん | 山崎 一郎 | |
| ブルシットジョブに牛歩で立ち向かう | 風来 帽子 | |
| 横顔が素敵で横のままがいい | すみれ | |
| 映画館出口は主役の顔ばかり | 山﨑 止水 | |
| ワイン好き気取ってみてもお酒好き | 隼人 | |
| 短パンとTシャツだけど九月末 | 花井 多可子 | |
| メザシ焼き尾頭付きとよぶ飲み屋 | 荏原 利行 | |
| バカじゃないと子供が笑うビールかけ | 西井 茜雲 | |





























川柳句会トップ
川柳(課題吟)







