Web川柳句会
| 2023・10 |
| 2023年10月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/澁谷さくら・2023年10月募集分 |
| 気兼ねなく半額買えるセルフレジ | 柳村 光寛 | |
| 別に悪いことをしているわけではないのに、半額シールを貼られたものばかりカゴに入れてレジに行くのはなんとなくハズカシイ…そうだ、セルフレジがあったっけ! わかる心理ですね。 | ||
| 長寿税取って年金手当てする | 山田 初男 | |
| 相当な皮肉ですが、思わずうなずいてしまう現実。長生きを、自分も家族も社会も喜び、寿ぐことができたのは昔話でしょうか。そんなことを思わずにすむ、社会のシステムの整備が重要課題ですね。 | ||
| 出不精を五感の秋に叱られる | 松村 しげる | |
| いつまでも日中の気温が高く汗ばむほどで、秋らしくない秋の今年ですが、木々も色づいてきました。澄んだ空気、美しい景色を心身で感じるために、出不精を返上して、さあ外へ出かけてみましょう。 | ||
| 豆苗を食べて育ててまた食べる | 春日 綾乃 | |
| 我が家でも支援疲れの仕送り費 | 荘子 隆 | |
| 新鮮かどうか分らぬカレーの具 | たごまる子 | |
| 正直な鏡に欠ける人情味 | 山田 明 | |
| 何歳と思うかと問う肝だめし | 下村 由美子 | |
| 通帳を見て長生きは望まない | さつき 明紫 | |
| 胎内で聴き覚えあるブラームス | よしじろう | |
| 呼び名聞き序列を悟る出世魚 | 福村 まこと | |
| いい人と言われ出費が増えていく | 宮尾 柳泉 | |
| 捨てた夢拾ってしまう途中下車 | 真田 義子 | |
| 恥ずかしく取りに行けない忘れ物 | 大浦 福子 | |
| 長い長いスピーチ終わり大拍手 | 春日 綾乃 | |
| AIにAI防ぐ手立て訊く | 米山 長七郎 | |
| ゆずれない物が溜まってゴミ屋敷 | すずき 善作 | |
| スイーツにたどり着くため食うメイン | 橋倉 久美子 | |
| 重力に抗うための服選び | 岡 遊希 | |
| 異常気象花も咲き時迷い気味 | 川名 洋子 | |
| パズルするみたいに詰める冷凍庫 | 橋倉 久美子 | |
| 来年に備えて地球冷やさねば | 春爺 | |
| 名月に物干し竿のオジャマ虫 | 山田 明 | |
| 田舎から柿が届いて秋になる | 大澤 葵 | |
| 節電へスイッチ切る手まめになる | 山田 とく子 | |
| 貼り紙をするなと塀に貼ってある | 正能 照也 | |
| 鈴なりの空き家の柿が気にかかる | 大浦 福子 | |
| 昆布出汁が世界の舌を喜ばせ | 星野 睦悟朗 | |
| 一日中秘密食べてるシュレッダー | よしじろう | |
| 不機嫌もほぐす女房のマッサージ | 隼人 | |
| 落書きが落書きするなだった塀 | クスクス法師 | |
| 向日葵も南瓜も種は再利用 | 竹平 和枝 | |
| 小さい秋消えて短い秋となり | 桜木 美津子 | |
| ほっこりと宿の女将の国訛り | 正能 照也 | |
| お小言は倍に薄めて聞き流す | 西山 竹里 | |
| 宅急便妻より先に着く土産 | 遠江 竹庵 | |
| 我が家でのアレはいつでも探し物 | 岡田 淳 | |
| 九九よりも恐竜の名を即覚え | 渡辺 たかき | |
| コタツ出す一番先に入る猫 | 秋思 ひび | |
| A Iにヘソを曲げられ四苦八苦 | 渡辺 世潮 | |
| 熟し時またもカラスに先越され | 宮尾 美明 | |
| 人間を地球が嫌いはじめてる | 白瀬 白洞 | |
| 掃除せず外で綺麗な空気吸う | 藤井 康信 | |
| 秋刀魚なぞ喰わなくたって秋は過ぎ | 坂田 康雄 | |
| 秘密なら修正液の下にある | よしじろう | |
| 無人島百均あれば大丈夫 | 廣田 和織 | |
| 声ならば覚えてましたクラス会 | にった みさ | |
| 採血が看護婦よりも上手な蚊 | 東 定生 | |
| すんなりと通った嘘をまた使う | 廣田 和織 | |
| 健康をいたわり上げるタバコ税 | もう六爺 | |
| 豪邸を教え隣りが我が家です | 湯本 良江 | |
| ざわめきの職場恋しいテレワーク | おかの みつる | |
| 美白用化粧品ですお墨付き | 山下 博 | |





























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