Web川柳句会
| 2022・02 |
| 2022年02月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/太田紀伊子 2022年02月募集分 |
| ミサイルの指示を出すのは暖炉前 | 柊 無扇 | |
| 今回は戦禍の句を推します。少し俯瞰で、少し斜めで、過激な言葉を使わず「暖炉」がいいですね。 | ||
| 組み立てが終わってそばにネジひとつ | 冬子 | |
| 周到に遂行したつもりでも見落としがあるのが世の常、側に良きアドバイザーがいれば違った結末も。ネジひとつの「ひとつ」効いてます。 | ||
| 父の歳越えてあの世じゃ僕が上 | 坂田 康雄 | |
| 男は誰もが父の歳を越えると一安心するとのこと。頑張って生きたと父に感謝の意を報告している姿が目に浮かびます。 | ||
| 世界中 聞こえるムンク 叫び声 | にった みさ | |
| 氏素性ばれてアサリは舌を出し | 林 山柳 | |
| ストレスが増えれば増える段ボール | 加藤 胖 | |
| 包帯をきつく結んで子を叱る | よしじろう | |
| 2つ目が届き困ったランドセル | 寺井 一也 | |
| 温暖な気分がしない温暖化 | 渡辺 たかき | |
| 部屋の隅ついつい物を置いちまう | 亀 歩 | |
| 使者迎え 立派な口上 すぐカド番 | 梁川 鉄太郎 | |
| 英和引き読みがわからず漢和見る | 里吉 國彦 | |
| 子のメールいつも二文字でシンプルだ | 佐藤 彰宏 | |
| 四十年がまんがまんのうまい棒 | 桜木 美津子 | |
| ほっこりとしたくなったらサザエさん | 右田 俊郎 | |
| こら亡夫よ電球切れて替えられぬ | 大澤 葵 | |
| 眠れない冬の便座の温かさ | 砂田 達成 | |
| 空腹を満たしただけの恵方巻 | 齊藤 大柳 | |
| 晩酌は忘れず薬よく忘れ | 大西 重郎 | |
| 立ったまま靴下履けた未だいける | えつこ | |
| 靴下の穴よ息子は成長期 | 竹中 たかを | |
| オミクロン帰郷の道にバリケード | 住野 南天 | |
| 聞く耳が弱気に抱っこ無為無策 | やす坊 | |
| 嬉しさに悔しさ混ざる銀メダル | 西上 遊二 | |
| まだ捨てぬ四十路娘に五段雛 | 柳川 ひょうご | |
| 火薬庫の前で焚火の露の兵士 | はなぶさ | |
| お手紙ものろのろ届く民営化 | 辻 貴希 | |
| 子供よりマスクさせたい古狸 | 林 山柳 | |
| ポイントを貯めて通帳0になる | 山田 とく子 | |
| 標準語着込み帰省の鼻ピアス | 白鳥象堂 | |
| 嘆いても親そっくりの子の不出来 | かきくけ子 | |
| そう言えばとんと無沙汰の百貨店 | 竹中 正幸 | |
| 無愛想味でカバーの町中華 | 里吉 國彦 | |
| フィクサーを気取るつもりか元総理 | 岩窟王 | |
| 抗体とイタチごっこの新コロナ | 高橋 太一郎 | |
| 老衰と言われて終えたいこの命 | 城戸 幸二 | |
| 年度末道路工事が元気です | まさみじいちゃん | |
| 香典を当てにできない家族葬 | 白峯 | |
| 甘やかす祖父母がステルスお小遣い | すみれ | |
| くまモンもアサリ偽装で冬籠り | 横手 敏夫 | |
| 新しき服に馴染めぬ若さ満つ | 坂本 美地子 | |
| 順不同過ぎますあの世への出世 | 松本清展 | |
| 形見分け春画の山にこまぬく手 | 西井 茜雲 | |
| ろうそくを吹いて乱れる心電図 | 松村 しげる | |
| 年金も値上げラッシュに入れてくれ | いいだ ひでき | |
| 天麩羅で 春連れて来た ふきのとう | 正能 照也 | |
| 副反応あって若いと褒められる | 山田 明 | |
| 次世代の道を拓いた歩夢くん | 白百合 | |
| 美味しいわ素質あるわと妻の罠 | おかの みつる | |
| ワクチンを迷う間に患者増え | 遠江竹庵 | |
| 害虫と人の都合で名づけられ | 白瀬 白洞 | |
| おしゃべりの妻を支えている無口 | 翔のんまな | |
| 手をつなぎ歩けば十は若返る | さだえばあちゃん | |





























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