Web川柳句会
| 2019・01 |
| 2019年1月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/太田紀伊子 2019年1月募集分 |
| 改元を世に知らしめる万愚節 | 松本清展 | |
| 平成の次の新元号を我らに知らせる発表の日が、蛮人の愚かなる日、4月1日とは。別名エープリルフール巷では嘘をついても叱られない、どどんなユーモアにあふれた嘘にするかあたまをなやませます。 | ||
| おしゃべりを削るかんなになるスマホ | 松村 しげる | |
| これは楽しくも知的な句です・カンナが効いてますね。確かに形はカンナかも。電車でも7人掛けの5人はスマホ、一人が読書(本)一人はスマホからイヤホンで聞いていました。だから通勤電車では話し声は聞こえませんお喋りを削っているのです。 | ||
| 通帳と鏡バカ正直でイヤ | 本間 千代子 | |
| 鏡は本当を映しているだけです。その対極に通帳を持ってきたのが手柄です。通帳も嘘は尽きません。バカ正直がいいですね。納得してしまいました。 | ||
| 8よりも10が割り勘やりやすい | 赤松 重信 | |
| 3元号生きて白寿を着地点 | 柳川 ひょうご | |
| 生まれたかったハグの習慣ある国に | 上山 堅坊 | |
| ずん胴のラインが妻の幸せ度 | 風間 なごみ | |
| 音痴とは言わず編曲したと言う | きかん坊 | |
| まだ恋がしたいと旬の化粧する | 水谷裕子 | |
| 金婚がなれそめ聞かれボケたふり | 星野 睦悟朗 | |
| 食べ放題まるで我が家は飢えている | かきくけ子 | |
| 消えるペンさらさら書いている遺言 | 木村 行吉 | |
| 少しだけ甘くなろうと飴をなめ | 結城 昭信 | |
| 食パンを曲尺当てて切る大工 | 久常三喜夫 | |
| 春近くなって半値のダウン買う | かきくけ子 | |
| 2+2何回やっても答出ず | 宮本 信吉 | |
| ひと呼吸おいて名を呼ぶ初デート | 福村 まこと | |
| 停電で勝ったと思う黒電話 | 岡田 淳 | |
| 家族より信用される免許証 | 三好 光明 | |
| 孫よりも懐寂しお正月 | 三好 光明 | |
| この顔で今年も生きる初鏡 | はぐれ雲 | |
| 「EUってなあに?」「何なんだろうね?」 | 雪上 牡丹餅 | |
| カレンダー妻の予定が邪魔をする | やんちゃん | |
| 猿ぐつわはめたいような妻の口 | 沢田正司 | |
| うちの妻マスクはすっぴん隠すため | ねこママ | |
| ナマハゲの英語も訛る国際化 | 辻 貴希 | |
| 命より長持ちすると歯科医言う | 井上 朗 | |
| 孫たちに無断で国債増額し | 若山貞人 | |
| 野良猫も絶滅危惧か見当たらず | 蕾 | |
| トランプを壁で囲めば憂いなし | はなぶさ | |
| 女子会のおしゃべり止まぬレストラン | 風間 なごみ | |
| 北の国そっと覗いてみてごらん | 佐藤 信則 | |
| スマホなくガラケイ族と胸を張る | 水谷裕子 | |
| あちこちで尻尾を振ってポチ気取り | 寺林 繁 | |
| 店員を呼んでからするセルフレジ | 西山 竹里 | |
| 試験済みカフェで一息梅眺め | 白百合 | |
| 男性も照れくさそうに日傘さす | 武良 銀茶 | |
| 家政婦が見てた悦子の死に化粧 | 美和 山吹 | |
| 体重は増えるが身長なぜか減り | 若山貞人 | |
| 名が無いが女文字なら封を切る | 西上 遊二 | |
| ファッションが天気図よりも気にかかる | よし絵 | |
| 絶景も4K観賞老いふたり | 武藤 宣彦 | |
| 横綱に怪我という名の熨斗をつけ | 齊藤 大柳 | |
| 川柳を止めればポクリ往くのかも | 井上 朗 | |
| 年賀状出さぬと決めてからの鬱 | 佐藤 彰宏 | |
| とんとんで済めば安堵の披露宴 | 城後 朱美 | |
| 負うた子に教えられてる親ばかり | えみゆ | |
| 会いたいよ知らぬアドレス鷺の舞 | 辻 貴希 | |
| 過ぎたるに優るものなし雪囲い | 柳村 光寛 | |
| 鉛筆が一本あれば句を作る | 光畑 勝弘 | |
| ロシアには晴れぬ怨念バルチック | ヨウカイ | |
| 青虫になるほど青汁飲んでいる | 龍せん | |
| 里帰り オレの本籍 パーキング | ナフタリン | |





























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