Web川柳句会
| 2017・06 |
| 2017年6月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/太田紀伊子 2017年6月募集分 |
| 銀ブラがみな徘徊に見えてくる | なるちゃん | |
| 高齢化に対する厳しい風刺の句と見ました。俳諧も徘徊も本人にとっては楽しいものです。銀座だからなお楽しいでしょう。さて作者はどこにおられますか?読者に考えさせますね。 | ||
| 自慢なら三代続く丈夫な胃 | 鈴木 五郎 | |
| こちらの自慢はお見事ですね。お相撲さん並みでしょうか。健康であるのが何よりです。胃の丈夫な方にはお料理をする方も作る方も 気を使わないのでいいので楽しいご家庭ですね。 | ||
| 塩漬けの株にもやっと味が出る | 白峯 | |
| 塩漬けはやさいのかぶですかこの句は経済用語としてのかぶ。6月はどこの会社も株主を招待します。味が出てきたのではよほどの配当金があったのでしょう。売り買いせずにゆっくり寝かせておいたのがよかったですね。 | ||
| 全ボツに取り替えている仏花 | 上山堅坊 | |
| 忖度も書けて読めますあれ以来 | やす坊 | |
| それとなく将棋持ち込む保育園 | 福村まこと | |
| 持家の処分をしたいカタツムリ | 寺林 繁 | |
| 母の日はふたりの母に気を遣い | 佐藤彰宏 | |
| コンビニで育って母が遠くなる | 白瀬白洞 | |
| ほんとうの自分を棄てたのは背伸び | 松村 しげる | |
| 非正規の子供がくれるお小遣い | 竹中えぼし | |
| 先生より生徒が上手い英会話 | えみゆ | |
| 笑わせるつもりで行って泣いて来る | 赤松重信 | |
| クールビズ温度で揉めて熱くなる | 諸行無常 | |
| 残業代一円も出ぬ自営業 | 柳村光寛 | |
| 弁解をすれば事実となる噂 | 有澤嘉晃 | |
| 癌になりやっと同期の仲間入り | 祐泉 隆 | |
| 冗談と前置きされて聞く本音 | 白兎 | |
| お医者さん パソコン見ずに ボクを診て | ナフタリン | |
| 忘却が上手くなったら楽になる | はぐれ雲 | |
| 広東語着物着てゆく京の街 | 白瀬白洞 | |
| 割り勘の気配に寄ってくる上司 | 松村 しげる | |
| こんな日はゆっくり寝てろと梅雨ぐもり | 呆け天 | |
| 見栄を張り青天井の交際費 | 岡 遊希 | |
| 梅雨空に黄砂も湿気ている模様 | 齊藤大柳 | |
| 定年後妻と猫にも跨がれて | 大西 重郎 | |
| 言いました聞いてませんが増えてきた | 星野睦悟朗 | |
| 鍼灸院痛いと言えば保険利く | 城戸幸二 | |
| やけくそのように思えるドラムソロ | 太秦三猿 | |
| 豊田氏に学ぶきれいな日本語 | 城後 朱美 | |
| 両極に中学生と安倍政治 | 綉綉 | |
| ナビにないドラマもあった夫婦道 | 真田 義子 | |
| マッチ箱見て検便を懐かしむ | 鈴木 五郎 | |
| それぞれの孤独に浸るスマホ族 | 柳村光寛 | |
| 大相撲四つに組まずに叩き合う | 岡野 満 | |
| 俺だって尾頭付きと威張るジャコ | 鈴木 五郎 | |
| よく噛んで時間を稼ぐ腹八分 | 氷川の杜 | |
| 断捨離をして骨董の価値を知る | つれづれ | |
| 美人からどうぞにみんな走り出し | 小林祥司 | |
| 均等法女性代議士獰猛化 | 本間千代子 | |
| 肩書は一番偉い元で呼び | 竹中えぼし | |
| 休みなしランチ中でもスマホ見る | 根木秋亜 | |
| 予報士の言い訳増える梅雨最中 | 星野睦悟朗 | |
| 映画館にぎる手もなく汗にぎる | 小林藤太郎 | |
| 妻からの着信音は変えておく | 加藤 当白 | |
| アルバムのスリーサイズを懐かしむ | すずき善作 | |
| ひつまぶし食べて一服ひまつぶし | ミー子 | |
| 合言葉聞いて安心孫の声 | 白峯 | |
| 久しぶり挨拶したらすぐスマホ | 根木秋亜 | |
| テレビ見て笑って泣いて今日終わる | 赤松重信 | |
| 疲れるね茶番国会腰砕け | 岩窟王 | |
| 何の合図だ弁当に梅二つ | 結び目 | |
| 借りた傘返しに行って雨降られ | クスクス法師 | |





























川柳句会トップ
川柳(課題吟)







