Web川柳句会
| 2017・03 |
| 2017年3月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/五十嵐淳隆 2017年3月募集分 |
| 車内では肩身の狭い文庫本 | なるちゃん | |
| バブル経済期の満員電車では新聞を広げるスペースも無く、文庫本が持てはやされていました。ところが今や、電車で本を読む人は数えるほども居ない、みんなスマホに夢中・・と皮肉を込めて秀句となりました。 | ||
| 少子化に勤めの足りぬ共稼ぎ | はなぶさ | |
| 共稼ぎだと夫婦はすれ違い生活になって、どうしても少子化に繋がってきます。かくてはならじ、もっとしっかり夫婦生活に努力せよ・・とユーモラスな秀句に仕上げました。 | ||
| 虎の子が儲け話へ囚われる | 本間千代子 | |
| 振り込め詐欺に騙されるのはお金持ちばかりではなく、普通の人々も居るのです。なけなしのお金を少しでも殖やそうとして、うまい話に囚われるのよ・・と警告を発して秀句となりました。 | ||
| 平坦な道に褒美は落ちてない | 有澤嘉晃 | |
| 啓蟄へ苦虫ぞろり揃い踏み | 本間千代子 | |
| 桜にもあった咲くのが遅いやつ | 彩古 | |
| 印籠が忖度させる国有地 | 白子しげる | |
| シャバーニの男くささに憧れる | 森元恵美子 | |
| プレ金を妻へ還元する子守り | 松本清展 | |
| こんにちはあなたのために咲きました | 智鈴 | |
| おしろいに修正液を混ぜている | 龍せん | |
| 星影のワルツでチョンボ披露宴 | 西井 茜雲 | |
| 死ぬ前にうなぎ夫婦の意見合い | 船岡五郎 | |
| ひらがなで新入生は夢を見る | はぐれ雲 | |
| たまごかけご飯に負けたグルメ旅 | 小林祥司 | |
| 赤い紐締め付け合って虫の息 | 寺林 繁 | |
| 二句できた 待たせた奴に感謝する | 田中おさむ | |
| 幸せな時には何故かあくび出る | 真田 義子 | |
| 年金日一日くらい胸を張り | 佐藤彰宏 | |
| 賃上げにアベノミクスが揉み手する | パチンコ姫 | |
| 長生きをして人口が減って行く | 白子しげる | |
| 暖かくなれば湧き出す虫と人 | 船岡五郎 | |
| 妻というガードレールのある暮らし | よもやま話 | |
| 敵失という棚ぼたの美味いこと | 岡野 満 | |
| わたくしの人生エラー続きです | 藤井智史 | |
| 危険球君の心に投げてみる | 星野睦悟朗 | |
| 大体は金で解決する悩み | わこう | |
| 見も知らぬ人のブログが勇気づけ | つれづれ | |
| 星見えて近くの明日は見えてこぬ | 白鳥象堂 | |
| 異議ありと一度も言わず定年日 | かきくけ子 | |
| 栄転と左遷で所長入れ替わる | 西井 茜雲 | |
| 賭け事と書いて消してる趣味の欄 | 沢田正司 | |
| 遅く寝たその分遅く起きる朝 | 竹中えぼし | |
| 忖度を解放される退職日 | 辻 貴希 | |
| 酒呑んで心に砂漠作らない | 結び目 | |
| 自分史に嘘を振りかけ味をつけ | 光畑勝弘 | |
| 切り口はいくらでもある評論家 | よもやま話 | |
| 身の丈に合わせ気楽になる余生 | 松村 しげる | |
| 姑へ退位うながす台所 | すずき 善作 | |
| 乱筆を詫びる手紙はワード文字 | 白鳥象堂 | |
| イケメンでないが女性の輪が囲む | 有澤嘉晃 | |
| 元気だせ白寿にポンと背を押され | 風間 なごみ | |
| こちら減りあの世は増えるクラス会 | 時のアオ | |
| 梅よりも桜が好きという夜店 | 小田慶喜 | |
| 生まれつき脇役ですと泣くパセリ | 城戸幸二 | |
| きな臭い地球丸ごとファブリーズ | 陽香 | |
| 一日にティッシュ一箱潰し春 | 竹中正幸 | |
| 春コート小さくなった冬眠後 | 小田龍聖 | |
| 拝みます神と仏と宝くじ | 西山竹里 | |
| マスク美人喜怒哀楽を演じる目 | 辻 貴希 | |
| 鈍感を飄々などと褒められる | 上山堅坊 | |
| 春休みある学生が羨まし | 小田虎賢 | |
| ニコニコと近寄ってくるいじめっ子 | 城後 朱美 | |





























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