Web川柳句会
| 2016・07 |
| 2016年7月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/五十嵐淳隆 2016年7月募集分 |
| 箸休めみたいなひとねあなたって | 佐藤彰宏 | |
| 箸休めぐらいで丁度よいのです。遣い込みしたり、浮気したりするよりはずっと心安まる「あなた」が居てくれて幸せなのです。ホッコリさせてくれる秀句に出会いました。 | ||
| 流暢な志望動機に嘘がある | 岡野 満 | |
| 就活真っただなか、マニュアル通りに、志望理由をとうとうと述べ立てる奴に碌なのは居ませんからね。面接者もそれはとっくにお見通しだというユーモア句です。 | ||
| 音痴だと誰か教えてあげなさい | 太秦三猿 | |
| いつまでもマイクを離さない上司には「調子がハズれてますよ」と、誰かが教えてあげないと、退職するまで気がつかないだろうという皮肉たっぷりの秀句です。 | ||
| 健脚が老いを一番知っている | 白瀬白洞 | |
| 劣等感頼まないのについてくる | 彩古 | |
| 箸遣いポロリこぼれてくる躾 | 亀 歩 | |
| 一割に満たぬ打率の親爺ギャグ | 加藤胖 | |
| 床に物置くなと叱る掃除ロボ | 星野睦悟朗 | |
| 小姑のように指図をする家電 | 西山竹里 | |
| 血管が逃げて両手に針刺され | 由美 | |
| 第四のビールを待っている財布 | 白子しげる | |
| インハイをなかなか攻めぬアウトロー | 白鳥象堂 | |
| 別人に化けると鏡うれしそう | 本間千代子 | |
| 止めてくれアベノミクスの空ぶかし | 諸行無常 | |
| 昔は目今は体調見つめあう | 船岡五郎 | |
| 寄り添った夫にもたれ掛かられる | 相模秋茜 | |
| 五輪より不倫で売れる週刊誌 | アカエタカ | |
| 神様も拝むだけでは知らぬふり | 武良 銀茶 | |
| スマートになれるチャンスだ恋い病 | 坂本加代 | |
| 弁当屋離婚夫婦が鉢合わせ | 船岡五郎 | |
| 候補者を身ぐるみ剥がすワイドショー | ミー子 | |
| はいはいと暗にいいえをにおわせる | 由美 | |
| プロでしょう笑われないで笑わせて | 有澤嘉晃 | |
| 高齢の特効薬はケセラセラ | 星野睦悟朗 | |
| ニューアルバム見上げる空で六八九 | 岩窟王 | |
| 妻よりもきめ細やかな掃除ロボ | すずき 善作 | |
| ポケモンを探していると言う空き巣 | 太秦三猿 | |
| 減量が恋への一歩軽くする | 岡 遊希 | |
| 若作り街の景色へ溶けてみる | 松村 しげる | |
| 暮らしへの便利が生んだ怠け癖 | 松村 しげる | |
| 揉めぬよう書いた遺言で揉めている | 西山竹里 | |
| 地震予知サボるナマズが食べられる | 本間千代子 | |
| 毛虫焼く虫も殺さぬ顔をして | 柳村光寛 | |
| 身勝手な願いを聞いている仏 | 沢田正司 | |
| 良いことを競うゲームをつくってよ | 小田慶喜 | |
| 青春を抜け出せなくてまだ独り | 智鈴 | |
| 絡み合う糸を上手にほどく母 | 真田義子 | |
| 聞こえない振りをしているオーイお茶 | 白子しげる | |
| プロポーズ賞味期限を過ぎて言い | かきくけ子 | |
| 腕を組む歩行介助をなつかしみ | しゅういち | |
| 近いうちロボが上司でやってくる | 星野睦悟朗 | |
| 食べているお肉も命ありました | 小田虎賢 | |
| 生きている腹も立てずに無理もせず | 佐藤彰宏 | |
| お化粧は地味に仕上げる就活日 | すずき 善作 | |
| 笑ってる口から覗く腹の底 | 齊藤大柳 | |
| 老人会元気なうちは入れない | はぐれ雲 | |
| 信じてた妻にまさかを告げられる | 白子しげる | |
| あれそれが記憶のすき間駆け抜ける | 松村 しげる | |
| 美人の湯効果ないのか空いている | 西井茜雲 | |
| 背泳ぎで表の社会だけを見る | 佐野かんじ | |
| バッターへキャッチャー呪文かけている | 阿部清明 | |
| 沸点の低い女に近寄れぬ | 沢田正司 | |
| 長生きをしろとサプリが喧しい | 佐藤信則 | |





























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