Web川柳句会
| 2015・10 |
| 2015年10月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/八木 勲 2015年10月募集分 |
| くい工事ずさんで傾斜残る悔い | 陽香 | |
| ゼネコンが工事の前にコンクリートの杭を基礎工事の際に地中に打ち込んだのに、硬い地層まで打ち込こまず、深さが足らずビルごと傾いてしまった。 | ||
| 再生紙離婚届に使わない | 久常三喜夫 | |
| 再生紙は一度つかった紙を再び新しく梳き直し新製紙として利用します。故紙回生の優れた技術も離婚する夫婦には今更戻せないと詠っている。 | ||
| 九条の放棄という字読めぬひと | 佐藤彰宏 | |
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憲法第九条には、戦争の放棄、戦力の不保持・交戦権の否認を厳然と謳っている。最近ではともすれば、この九条を忘れがちになる首相の言動が気になる。 |
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| それぞれのドキドキ乗せて離陸する | 武良銀茶 | |
| 訳あって利き手で書かぬ領収書 | 白鳥象堂 | |
| 薬屋と医者を養う高齢者 | 高橋 太一郎 | |
| いつまでもLesson1が終わらない | 由美 | |
| ポッチャリは直ぐどっしりに進化する | 本間千代子 | |
| 猿芝居とよくも言ったり志位談話 | 徳島 一郎 | |
| 仏像にお経上げない美術館 | 福村 まこと | |
| 揚羽蝶害虫だった過去を持つ | 星野 睦悟朗 | |
| 怒髪天辺野古に知事の腹の底 | はなぶさ | |
| 期限切れ気にせず使う厚化粧 | 木村隆茂 | |
| 責任にモザイクかけてする謝罪 | 渡辺たかき | |
| 抜歯して笑えず口が笑ってる | 沢田博昭 | |
| 蒲焼きの匂いに家を通り過ぎ | 嵐山 | |
| お大事に言うがありがと言わぬ医者 | 城戸幸二 | |
| 文化の日停電に泣く冷蔵庫 | 寺林 繁 | |
| サイズより値札で決める試着室 | 白峯 | |
| マイ難波ほど笑われぬマイナンバー | 小田虎賢 | |
| モンゴルがラグビーすれば横綱さ | はぐれ雲 | |
| 詐欺電話うちには来ないなぜ来ない | 加藤 当白 | |
| 市の企画ボランティア来るものと決め | かきくけ子 | |
| 補聴器を付けて手水の水琴窟 | 宇宙悠々 | |
| ぬくぬくと生きてガツガツ飯を食い | 木村隆茂 | |
| マイナンバーたくらみ隠し全国へ | 彩古 | |
| お宝は何処探してもない我が家 | やす坊 | |
| 医者よりも薬信じる患者たち | 祐泉 隆 | |
| 萎えている作句奮わす入選句 | わこう | |
| お子様ランチビール付ければ丁度いい | 上山堅坊 | |
| 10円がなくて1万円くずす | 由美 | |
| 誰からもマークされない三番手 | 西山竹里 | |
| 白鷺に追われて逃げるコンバイン | ミー子 | |
| マンションがインプラントで手を抜かれ | 吉村恵巳子 | |
| 五郎丸ラグビーファンに俺をさせ | 諸行無常 | |
| やらないと言ってた人の府知事選 | 小田和子 | |
| 月月火水木金金子を育て | 加藤 当白 | |
| 両脇にはみ出す桁の背番号 | 龍せん | |
| アイシャドーしても無駄だとサングラス | 小林祥司 | |
| 犬好きが増えて子供が減っていく | 加藤胖 | |
| カレンダー大きな丸はなんだっけ | 真田義子 | |
| 自己最高齢今日も更新喜寿まぢか | 寺林 繁 | |
| 男子厨房に入る妻の老い | 有海静枝 | |
| ひと採れず人事部だけが肥大する | クスクス法師 | |
| 履歴書に整形済みと書き添える | えみゆ | |
| 秋空が散歩の我を溝にはめ | 陽香 | |
| エンドレス掛けた方から切らないと | 坂本加代 | |
| 捨てるなの看板捨てたくなる所 | 久常三喜夫 | |
| 足腰と達者な口は反比例 | 吉村明宏 | |
| 図書館は若者居らぬ場所となり | 小田虎賢 | |
| 鍋が俺呼ぶのか俺が近づくか | 小田慶喜 | |
| 松茸の雄姿をさがす土瓶蒸し | 柳村光寛 | |
| 高齢と思っちゃいない高齢者 | なるちゃん | |





























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