Web川柳句会
| 2015・09 |
| 2015年09月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/八木 勲 2015年09月募集分 |
| コチョコチョとススキが空をくすぐる夜 | 小田龍聖 | |
| 中秋の名月を鑑賞している一家の縁側の状態がいきいきと見えます。ススキを飾った夕餉どき。涼風が吹いてススキが上空の月を掃くように揺れました。 | ||
| 妻が勝ち 私が負けて つつがない | 相模秋茜 | |
| 夫婦で仲良く将棋かトランプのゲームをしていたのでしょう。夫を負かした妻が嬉しがっています。妻が明るい声で手放しで、はしゃいでいます。 | ||
| 振り込みより天引き多い高齢者 | 吉村明宏 | |
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年金の振り込みがあっても、近頃の銀行口座には介護税や住民税はじめ聴取料や諸経費の天引きが沢山あり、他に収入のない高齢者は大きな負担になる。 |
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| 片付けもあとは我が身を畳むだけ | 渡辺世潮 | |
| タレントは無智と食い気で人気取る | 白峯 | |
| 釣書に賞味期限を書いておく | 白鳥象堂 | |
| あるところ今はどこでもジジとババ | 翔のんまな | |
| 死なないと乗せてくれない霊柩車 | 佐藤彰宏 | |
| 徘徊でない証明にタスキ掛け | 原 脩二 | |
| 手術台医者に任せて鯉になる | 白峯 | |
| 救急車二度も乗ったと自慢する | 佐藤彰宏 | |
| 墓はある墓参りせぬ親不孝 | 柳村光寛 | |
| 本物のビールを喉にせがまれる | 本間千代子 | |
| 焼き芋が美味しいんだなもうひとつ | 小田虎賢 | |
| 新聞は読めるが飲めぬ休肝日 | 太秦 三猿 | |
| 刻みネギけなし包丁研がされる | 星野 睦悟朗 | |
| ラグビーのルール知らないけど歓喜 | 月波与生 | |
| 日本中横縞柄のペアルック | わこう | |
| その内にいい味出るという安保 | 松村 しげる | |
| 徒競走 ずっと撮ってた 他人の子 | 嵐山 | |
| 悲しみの喪主もつい見る喪服美女 | 甲斐良一 | |
| 防犯のカメラは無いというホテル | 上山堅坊 | |
| ピンボケの写真渡して喜ばれ | 原 脩二 | |
| 弁当を開くとチンと音がする | 光畑勝弘 | |
| 三途でも護岸工事をし始めた | 諸行無常 | |
| 詩を書いて削りに削り川柳に | はぐれ雲 | |
| 月光に父の毛の無い頭頂部 | 小田虎賢 | |
| 寒いから落葉は大地の掛けふとん | 小田慶喜 | |
| 健康の秘訣は歳を先ず忘れ | 辻 貴希 | |
| 可愛がるペットに彼が妬いている | 高橋 太一郎 | |
| 除草剤咎めるようににわか雨 | 甲斐良一 | |
| 躓いた石積み上げる誕生日 | ころのすけ | |
| 貯金まで三日坊主の仲間入り | 沢田博昭 | |
| 老人が金を持つから詐欺に会う | 赤松重信 | |
| バスツアーお土産の数競い合う | 武良 銀茶 | |
| 奥様の素性が知れるバイキング | 岡野 満 | |
| 保険金支払うためにまだ勤め | かきくけ子 | |
| ヒトラーを笑い倒したチャップリン | 渡辺世潮 | |
| 爆買いは百円ショップでも無理だ | 月波与生 | |
| 傷つけぬ上手な嘘を心掛け | 高橋 太一郎 | |
| アベノミクス中国景気で浮き沈み | 永多一博 | |
| 爺の意地優先席脇立っている | 若山貞人 | |
| サヨナラを届けてくれた置手紙 | 白鳥象堂 | |
| 医療費のアップを誰も怒れない | 城後 朱美 | |
| 飲み込みの悪さ直せぬ咽喉科 | 船岡五郎 | |
| 還付金複雑にする深い訳け | 原 脩二 | |
| 巣鴨から赤いパンツが届く歳 | 風間なごみ | |
| おーいお茶一度も言わず古稀過ぎる | 祐泉 隆 | |
| お愛想と声かけた人姿消す | 西井茜雲 | |
| これ以上お金要らぬと切る電話 | かきくけ子 | |
| 熱い湯に浸かる肥満の痩せ我慢 | 木村隆茂 | |
| 巡る四季新たな看板下げてくる | 茨木菊太郎 | |
| ひなげしが真っ赤に咲いたミニドレス | 龍せん | |





























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