Web川柳句会
| 2015・07 |
| 2015年07月のユーモア川柳入選作品 |
| 選考/八木 勲 2015年07月募集分 |
| 腹ペコの蚊さえ怯んだ血糖値 | 加藤胖 | |
| 血液中の葡萄糖濃度で成人病の予防を計ります。血の濃度が高いと、生き血を吸う蚊でさえも怯み勝ちになるという極端な表現が面白い。 | ||
| 長生きをするため保険かけている | 城後 朱美 | |
| 生命保険とは万一の場合に、遺族の生活を守るため保険をかけている所帯主の保証金です。死なないと大金はもらえないのが仕組みです。 | ||
| 見のがせばボールばかりを振る人生 | 渡辺たかき | |
| 選球眼を詠っています。絶好球と思い塁を取れるのにわざわざ振って三振してしまいます。判断力のなさでチャンスを逃がします。 | ||
| 一通り見て戻ったら売れた後 | 本間千代子 | |
| 寝るだびに寿命一日減っていく | 赤松重信 | |
| 無風でも風に乗っても勝つ選挙 | 佐野 かんじ | |
| もうすこし頑張りなさい自前の歯 | 春爺 | |
| 今どこで何が鳴ったか電子音 | 甲斐良一 | |
| 二円不足還って締め切り間に合わず | 城戸幸二 | |
| モンゴルを援助している大相撲 | 原 脩二 | |
| 通院に皆勤賞をくれる医者 | 西井茜雲 | |
| 紳士だと言われて羽目を外せない | 甲斐良一 | |
| 人は酒猫またたびで二日酔い | 太秦三猿 | |
| 安倍首相もぐらたたきが増えて来た | 藤井康信 | |
| 干からびた脳に時折水をやる | 渡辺たかき | |
| ハイチーズしないでもいいレントゲン | 太秦三猿 | |
| 晴れ男の夫は旅の必需品 | 由美 | |
| 皮下脂肪阻む検査の注射針 | 陽香 | |
| 家庭内別居に歪む貼り薬 | 颯爽 | |
| 送り火に宇宙船から手を合わす | 高橋 太一郎 | |
| 顔立ちで才の不足を埋める歌手 | 岡 遊希 | |
| もういないそれならお墓賃貸で | 諸行無常 | |
| 六月にも一度式を挙げる夢 | 風間 なごみ | |
| 不審者を捜し不審に思われる | 白瀬白洞 | |
| なでしこをサッカーと読む広辞苑 | 佐藤 信則 | |
| 昔はね江戸の堀にも居た河童 | 星野睦悟朗 | |
| くいこんで抜けぬ指輪と腐れ縁 | 渡辺たかき | |
| 齢が行きピアスの穴も萎みだす | すずき 善作 | |
| あの世では銀河鉄道再雇用(タマ駅長) | 陽香 | |
| 前立腺の痛さへ女医のシンパシー | 白鳥象堂 | |
| 飽きっぽい性格だけど熱中症 | 颯爽 | |
| 電話口愛想の悪い夫出す | なるちゃん | |
| 元気でも使いたくなる置き薬 | 西山竹里 | |
| 誕生日おめでとうとは言えぬ歳 | 原 脩二 | |
| 花魁のように真っ白天花粉 | 小田和子 | |
| 国立競技場建てる前から寒い揺れ | 有澤嘉晃 | |
| トイレ風呂夕食までも急かされる | はぐれ雲 | |
| 故郷のナンバー見ると「乗せてって」 | 夢邸 | |
| 個人情報どうぞ見てくれこの家計 | かきくけ子 | |
| お笑いの風吹き抜ける文学界(芥川賞) | 陽香 | |
| 落としたら死ねる荷物を持っている | 森山文切 | |
| ヘッドホン外れて響くあえぎ声 | 綉綉 | |
| 水入りになって一息つく行司 | 西山竹里 | |
| かきくけ子とても叶わぬ愛飢え夫 | はなぶさ | |
| ポイントが多く付く日は外出日 | 原 脩二 | |
| 嫌煙権吸っても良いが吐き出すな | 木村隆茂 | |
| 江戸期より刃傷多し社会面 | 吉村明宏 | |
| 晴着選るむすめと値段選るわたし | 小林祥司 | |
| 昼抜いていざ立ち向かうバイキング | 西井茜雲 | |
| 犯罪で防犯カメラの位置を知る | 有海静枝 | |
| 薬局が首をひねって出す薬 | 甲斐良一 | |
| 恋語る電話に水を流す音 | 岡野 満 | |
| 500円玉を嗅がして犬散歩 | 夢邸 | |





























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