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| 軽い |
| 課題「軽い」入選作品 |
| 選考/毛利由美・2025年2月募集分 |
| 軽い嘘かっぱえびせん食べながら | 稲山 博司 | |
| かっぱえびせんを食べながら深刻な話や重たい嘘はないだろう。状況が目に見えて、お気楽な関係が見て取れる。いまどきだから手が汚れないようお箸で食べているのかもしれない。どんな楽しい嘘をついているのだろう。 | ||
| 軽い音雪はどんどん降り積もる | 坂本 美地子 | |
| 豪雨のように音で怖さを思い知らせることもなく、雪はしんしんと降り積もる。軽い音、というのは木の枝からパサッと雪がおちているような絵だろうか。今年はことさら雪害がひどかった。音は軽くても雪は実は重たい。 | ||
| くじ当たり売り子に軽くお礼する | よしじろう | |
| 実感句だろうか。くじを買ったことがないので想像でしかないけれど、確かにこのシチュエーションは分かる気がする。売り子さんのおかげでもないけれど、軽く礼をしたくなる気持ちもよくわかる。 | ||
| 立ち話してるくらいの間柄 | 佐々木 冬彦 | |
| 香典の額悩ませる軽い義理 | 宮尾 柳泉 | |
| デジタル化隙間だらけのランドセル | 白峯 | |
| お見舞いへ軽い話題を探してる | 鶴見 芙佐子 | |
| 腰軽くナンバーツーのままでいる | 髙杉 力 | |
| 筋トレに不向きな軽いフライパン | 五月 | |
| さあ春へ軽くジョギング明日から | 竹平 和枝 | |
| 綿毛より命を軽くする戦 | 木村 行吉 | |
| くやしいが軽い男にある魅力 | 関根 一雄 | |
| 一行で戦死者数が報じられ | すみれ | |
| 名優は張り子の巨石重く持ち | 関口 行雲 | |
| 始まりは軽口だった泥仕合 | 渡辺 たかき | |
| 離婚して身軽に暮らすワンルーム | 藤井水月 | |
| 美しいよりも楽しい国づくり | 風来 帽子 | |
| 軽口がサイン一つで令になり | 船岡 五郎 | |
| 夢ひとつ叶え足音軽くなり | peco42195 | |
| 大勢で担ぐと軽くなる政治 | 坂田 康雄 | |
| 英雄にされた兵士の軽い骨 | 河内 菜遊 | |
| 軽妙な話術で誘うサギ電話 | 千代 | |
| 任せろと軽く言うから頼めない | 橋倉 久美子 | |
| 軽快な会話ないままセルフレジ | つれづれ | |
| 軽い風邪これだけ出るか処方箋 | あっちゃんパパ | |
| 風向にコロコロ変える主義主張 | 宮本 海風 | |
| 独裁に兵の命の軽きこと | 荘子 隆 | |
| 身のこなし軽く米寿の盆踊り | 後藤 勲 | |
| 歳だもの高い靴より軽い靴 | すみれ | |
| ガンバレの言葉がこうも軽く出る | 下村 郁子 | |
| 百キロは軽いと頭掻く力士 | 福村 まこと | |
| 物価高一万円が軽くなる | やひろ | |
| あとちょっと新弟子検査水を飲み | 武藤 宣彦 | |
| 菓子折りが軽い賄賂でないようだ | 優輝 | |
| 軽い人ばかり乗らない人力車 | 花井多可子 | |
| ハイハイと妻の返事の軽いこと | 横田 信一 | |
| ノンアルでここまで言うか軽い口 | 水谷 裕子 | |
| 値は上げず中身を軽くする値上げ | 三好 光明 | |
| すんまへん大阪弁の軽やかさ | 正能 照也 | |
| 富士山の目が点になる軽装備 | 本多 雅子 | |
| 訓練の影は見せない軽業師 | 闘苦朗 | |
| 俺よりも軽いのがいる大相撲 | 船山 登 | |
| 異邦人銀座和光を軽くした | 澤井 和水 | |
| 百均は手軽にできる大人買い | まさみじいちゃん | |
| 立呑みの酒場はシャレも軽くなる | 露 せい子 | |
| お出かけに軽くプッシュのミツコの香 | 穂口 正子 | |
| なんちゃない心を軽くする言葉 | 泉 | |
| 地区役員貴方と言われひょいと受け | 野川清 | |
| 秘密だと言えば広がる奴の口 | 小田慶喜 | |
| 軽率と軽薄で俺二刀流 | 海神 瑠珂 | |
| 被害者の遺族に軽すぎる裁き | 繁柳 | |
| 春隣軽いコートの出番待ち | ゆう子 | |
| 気がつくと植木等になっていた | 八木 五十八 | |





























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