Web川柳句会
| 玉 |
| 課題「玉」入選作品 |
| 選考/島文庫・2024年6月募集分 |
| 王冠の重みを知っている玉座 | 山﨑あそか | |
| 稀代の暴君として名高い皇帝ネロの悪逆非道は有名だが、この時代にもそれに似た暴君が思い浮かぶ。王冠、つまり権力を手にするとその欲に捕らわれ狂奔してしまう。そんな為政者が何と多いことか。 | ||
| あしのない玉座に座る独裁者 | 阿部 日向子 | |
| 権力の魔力は人を虜にしてしまうものらしい。今回は計らずも玉座の句が並んでしまったが、かにかくに内外の世相は欲まみれの感がある。脚のない玉座とは民不在ということかも知れない。 | ||
| 大目玉食らわせに行く投票所 | 佐々木 冬彦 | |
| 独裁国家ならともかく、日本国民には選挙という武器?がある。腐臭漂う現政権を棄てるも拾うも国民の意思次第。「でも、たった一票じゃね」と諦めた結果がコレ。さて叱責に行きますか。 | ||
| 善玉と言われ仮面を脱ぎ損ね | 星野 睦悟朗 | |
| 釈迦の手の上で地球が騒がしい | 繁柳 | |
| 玉の汗瓦礫の山を崩せない | 下村 郁子 | |
| くす玉を割るのは汗を知らぬ人 | かきくけ子 | |
| 磨いても光らぬ玉が多すぎる | 坂本 美地子 | |
| 紡ぎだす言葉が光る玉になる | ミルクルミ | |
| 勾玉のような目だねと褒められる | ぱせり | |
| 被災地に十円玉の無事の声 | ハッピーエイト | |
| 裏金も玉虫色の規正法 | みんせい | |
| 身内からデットボールの岸田さん | 齋藤 光子 | |
| 善玉を供に百歳まで生きる | 小林 祥司 | |
| 永田町玉虫色が多すぎる | 山崎 一郎 | |
| 悔し涙は玉葱のせいにする | 藤井水月 | |
| 玉手箱あけてみんなが高齢化 | 関根 一雄 | |
| ビー玉は手抜き工事を知っている | 橋倉 久美子 | |
| この絆失くさぬように玉結び | 村杉 正史 | |
| 玉砕の南の島が遠くなる | 稲山 博司 | |
| パワハラを手玉に取って威張る部下 | さだえばあちゃん | |
| 乙姫の嫉妬が詰まる玉手箱 | はなぶさ | |
| 玉石を信じて磨く八十路坂 | 齊藤 大柳 | |
| キズのある裏を見せずに生きている | 龍せん | |
| 裏金がやり玉になる秋の陣 | ミツエ | |
| 一日を占う朝に割る玉子 | 渡辺 たかき | |
| 小さな恋 心の奥の泥団子 | 下村 由美子 | |
| 火の玉のはずがまさかの火の車 | 山本 智昭 | |
| 肝っ玉おとこのことじゃないらしい | 坂田 康雄 | |
| つるりんと今日も元気なゆで玉子 | 三好光明 | |
| 玉の輿 乗ったつもりが 泥の船 | 秋吉 伯柳 | |
| 名選手だって最初は玉拾い | 宮本 信吉 | |
| 飴玉を口に押し込み黙らせる | 野川清 | |
| 半世紀妻は玉座に着いたまま | 荘子 隆 | |
| お年玉手にするまでは優等生 | 休鶏 | |
| 官製で 玉虫色の 春闘に | 亀仙マッチョ | |
| 玉ネギに泣かされている一人飯 | あっちゃんパパ | |
| 目玉焼き怒った顔に出来上がる | 真田 義子 | |
| シンデレラ靴を落として玉の輿 | 山田 恭正 | |
| 知らないと一笑に付すお盆玉 | 亀 歩 | |
| 束の間を美しく咲くシャボン玉 | おかの みつる | |
| 逆玉に乗った能力開花した | えみゆ | |
| トリセツがあれば良かった玉手箱 | 岡田 淳 | |
| 玉入れのかごもコンプラ低くなり | おじ丸 | |
| 初詣で妻がどうぞと五円玉 | 小倉 三歩 | |
| 一円玉五円玉より威張ってる | 6年6組てんまのよい子 | |
| 薄命も美人の故とシャボン玉 | 福村 まこと | |
| タイミング狙って放る隠し玉 | すずき 善作 | |
| ボーナスを亭主にやると鉄砲玉 | 6年6組てんまのよい子 | |
| 争いを避けて縮めた肝っ玉 | 砂田 達成 | |
| 替え玉はなぜか麺だけ許される | 6年6組てんまのよい子 | |
| 見せつける予定もないが磨く玉 | 汐海 岬 | |
| シャボン玉みたいに消えた夏の恋 | ねこママ | |





























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