Web川柳句会
| 泣く |
| 課題「泣く」入選作品 |
| 選考/島文庫・2024年4月募集分 |
| 泣き顔が狸に見えて好きになる | peco42195 | |
| ウイットに富み、ユーモラスでお洒落。これぞ川柳と膝を打つ秀句です。マスカラが涙で流れ落ちたのでしょうか。ここまで来ればお二人の愛も本物。ドラマのように映像が浮かんできます。 | ||
| 戦場は枯れた涙で溢れてる | 大田 雅子 | |
| 戦争はいつでも死と隣り合わせ。兵士のみならず市井の人々も身近な人の死に頻々と接すれば涙も涸れてしまうだろう。「乾いた涙で溢れている」と表現することで悲惨さを際立たせている。 | ||
| ジェンダーフリー男も泣いていいんだよ | あっちゃんパパ | |
| 「女性の涙は武器」の句が多かったなか「男性の涙を許す」の句はユニーク。男女共々、性別で縛られた時代は遠くなってきたが、心の片隅には「男は・・・」のプレッシャーが残っている。 | ||
| 家族っていいね泣いたり笑ったり | やんちゃん | |
| 近頃はケラケラ笑う泣きぼくろ | 佐藤 彰宏 | |
| 1点差泣き出しそうな空を見る | 荏原 利行 | |
| 赤チンと一緒に泣いた膝小僧 | 砂田 達成 | |
| 思いきり泣いて心が軽くなる | ねこママ | |
| こんな議員選んだのかと泣けてくる | 佐佐木 雀区 | |
| どの味の涙で泣こか映画館 | 河内 菜遊 | |
| 泣いていいのにコンクリートに咲く菫 | 大木 安沙 | |
| 産声が安堵と希望連れてくる | 陽香 | |
| 泣かされたことは数えぬ四コマ目 | 加藤 胖 | |
| そういえばボクはあれから泣いてない | 翔のんまな | |
| 母の膝泣かせる顔で待っている | 稲山 博司 | |
| 泣きながらデクレシェンドを意識する | 河村 けい瑚 | |
| 会話ロボ一緒に泣いてくれるかい | 下村 郁子 | |
| AIを泣かす質問してみたい | こはり つよし | |
| 風の泣く声聞き眠る震災時 | 阿部 日向子 | |
| 泣き上戸には銚子一本 | 加藤 胖 | |
| 泣き切って女はやっと魔女になる | 山田 恭正 | |
| 元気よく泣いて赤ちゃん褒められる | 橋倉 久美子 | |
| 母と娘の涙で塞ぐ拉致の海 | 坂田 康雄 | |
| モナリザも泣きじゃくりたい時がある | 水谷 裕子 | |
| 後悔が布団かぶって吠えている | 下村 由美子 | |
| 骨壺の中で泣いてる鬼の首 | やす坊 | |
| 税上げてスズメの涙支援金 | 遠江 竹庵 | |
| 泣き黒子メイクで隠す閻魔様 | クスクス法師 | |
| 哀しくて泣いたんじゃない青い春 | 齊藤 大柳 | |
| 泣いた事もりもり話し大笑い | せきぼー | |
| 血を吸った過去の重さに泣く国旗 | 福村 まこと | |
| 核減らず原爆ドーム泣いている | 上村 夢香 | |
| 人生で流す涙に色がある | おかの みつる | |
| 泣くことが 武器になるのは 女だけ | としふみ | |
| ジェンダーレス男も泣いていい時代 | すみれ | |
| プラごみの多さに泣いている地球 | 繁柳 | |
| 防衛費増額 能登は泣いている | 西山 竹里 | |
| 泣くことも忘れさせてるジェノサイド | 白瀬 白洞 | |
| あおむけの涙 ストローですう神 | 牛田 悠貴 | |
| 物価高泣く泣く削る台所 | ミツエ | |
| 戦争に叫ぶゲルニカ泣く女 | 砂田 達成 | |
| AIが書いた弔辞に泣かされる | 稲山 博司 | |
| 泣き声がすると児相が飛んでくる | 後藤 勲 | |
| 成功の陰に涙の夜があり | 休鶏 | |
| 悔し泣きの涙やっぱり塩辛い | 木村 行吉 | |
| 泣く機会くれぬ娘が家にいる | 八木 五十八 | |
| 初孫をあやして泣かす八つの手 | 船岡 五郎 | |
| 泣く人の顔ぶれ見てる柩窓 | 廣田 和織 | |
| はじめてのおつかいママも泣いている | すずき 善作 | |
| 国民の泣き声センセ聞えるか | まさみじいちゃん | |
| 喫茶店のグラスも泣いている別れ | 佐佐木 雀区 | |
| 涙腺の蛇口年々ゆるくなり | 大木 安沙 | |
| 急逝に泣く間もなくて一年忌 | 武井 わこう | |





























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