Web川柳句会
| 竜 |
| 課題「竜」入選作品 |
| 選考/島文庫・2024年1月募集分 |
| 龍神が降らせたくない雨もある | 稲山 博司 | |
| 地震による被災地に、雪や雨が追い討ちをかける。被災者にとってはたまったものではない。自然の習いとはいえ、龍神様だって断腸の思いかも知れない。視点の逆転で句に深みが生まれています。 | ||
| 逆鱗に触れて天地が暴れだす | 泉 | |
| 逆鱗といえば、竜の鱗。あえて竜を使わず一句を仕上げたのが良い。天変地異は人間の業のなせる技なのだとする作者の考えが明快に表現されている。裏金の問題も然り、業は尽きることがない。 | ||
| 十二支にたったひとつの嘘がある | 松本清展 | |
| そもそも竜は神様の親戚筋なのですから、あえて言うなら縁故採用で、ウソとはちょっと違うのかも知れません。これも竜を使わずに表現しています。落語では、これを考え落ちといいます。 | ||
| 竜門を登れず鯉のまま生きる | 阿部 日向子 | |
| 龍馬なら即洗濯の自民党 | はなぶさ | |
| 立件へ竜頭蛇尾の特捜部 | 齋藤 光子 | |
| 恐竜の化石が過去を語りだす | 磯香 | |
| 札束も龍の顔見て裏返る | ふじむらさき | |
| 点睛を欠いてビジョンは腰砕け | 羽馬 愚朗 | |
| 天目指す竜を心に飼っている | 原 洋一 | |
| 閑古鳥竜宮城に汚染水 | 関根 一雄 | |
| 竜宮のタイパのツケを払わされ | 後藤 勲 | |
| 乙姫とどんちゃん騒ぎ竜の留守 | クスクス法師 | |
| 計画が竜頭蛇尾に終わる国 | 6年6組てんまのよい子 | |
| アメリカは老いた龍虎の選挙戦 | 渡辺 たかき | |
| メジャーへの扉を開けたトルネード | おじ丸 | |
| 竜宮をプラスチックが埋め立てる | 彦翁 | |
| 龍年の余白で生きている子年 | やす坊 | |
| 私なら絶対開けぬ玉手箱 | まさみじいちゃん | |
| 竜に乗る夢は何度も見たけれど | 阿部 日向子 | |
| 雲を裂き墨絵の竜が動き出す | 荘子 隆 | |
| 竜頭巻くたび父偲ぶ腕時計 | すずき 善作 | |
| 抗わず土竜はじっと春を待つ | 砂田 達成 | |
| 新聞を広げられない龍飛崎 | にった みさ | |
| 教室を飛び出す順に竜になる | 佐佐木 雀区 | |
| 辰年が阿鼻叫喚で幕を開け | 佐藤 彰宏 | |
| スカジャンの竜がふるえている寒気 | 小田和子 | |
| 龍の字の凧が今年はよく上がる | 池田 稔 | |
| 恐竜のロマンを謳う町おこし | おかの みつる | |
| 先生の登竜門に閑古鳥 | 下村 由美子 | |
| 竜宮城行ってないのにちゃんと老け | 穂口 正子 | |
| 恐竜が絶滅せずに残る党 | 船岡 五郎 | |
| 北斎の竜は雷餌にする | はぐれ雲 | |
| リニア線土竜の様に走る地下 | みんせい | |
| 竜頭の蛇尾で終わった聞く力 | 竹中 正幸 | |
| 絶対に 良い年なんだ 庚辰 | 津田 隆 | |
| 今年こそ天まで昇れドラゴンズ | 山﨑 止水 | |
| 恐竜期過ぎて地球が老化する | 白瀬 白洞 | |
| 成り飛車の竜が出番を待っている | 坂本 美地子 | |
| どうしよう貴方の影は竜でした | 真田 義子 | |
| 竜神を味方につけて立ち上がる | 陽香 | |
| 地の怒り天の怒りか竜の年 | 岩窟王 | |
| 司馬遼がしばし竜馬にしてくれる | 竹中 たかを | |
| 能登半島竜の形が動いた日 | かきくけ子 | |
| 議事堂に描いておきたい雲龍図 | 河内 菜遊 | |
| ぷかぷかとタツノオトシゴ無重力 | 藤井水月 | |
| 引きこもる臥竜を叩き起こさねば | 本多 雅子 | |
| 議会への登竜門は金まみれ | 岡 遊希 | |
| 竜巻に震え戦く一戸建て | 加藤 胖 | |
| 日の光苦手なんです土竜です | 竹平 和枝 | |
| ドラゴンがあちょーと哭いていた昭和 | 八木 五十八 | |
| 核汚染土竜に学ぶ地下暮らし | 繁楊 | |
| 点睛を欠く麗人の喉仏 | 山田 恭正 | |





























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