Web川柳句会
| 時 |
| 課題「時」入選作品 |
| 選考/島文庫・2023年12月募集分 |
| 電車二分遅れましたと詫びている | 川名 洋子 | |
| 日本の列車時刻の正確さは世界随一と聞きます。その几帳面さは列車を待つ人の長い列でも分かるように、日本人の国民性から来るものなのかも知れません。二分の遅延を恐縮する日本人、万歳。 | ||
| 積立の収穫時期はきっと春 | せきぼー | |
| 年金制度を語るとき、我ら高齢者を支えてくれている若者は異口同音に将来が不安だと云います。国の百年安心プランの春を信じ、積み立ててくれている若者のためにも、確かな政治選択をせねば。 | ||
| 停戦へガザの時計がまた狂う | 稲山 博司 | |
| イデオロギーと欲得の衝突に隣国や大国の思惑が重なって紛争は混迷の一途です。傷つくのはいつも女性や子供達、国連が平和維持の機能を果たせないいま、神さま、何とかして下さい。 | ||
| 弄ぶ核に弄ばれる時 | 加藤 胖 | |
| 時流には乗れず四角い石のまま | 翔のんまな | |
| 幸福の先取りだった揺籃期 | 岡 遊希 | |
| 停戦の時は来るのか戦の地 | こはり つよし | |
| 三柳は時事 川柳は江戸を解く | 松本清展 | |
| 道徳の二文字が欲しい時間割 | 繁柳 | |
| 3分を閉じ込めている砂時計 | 西山 竹里 | |
| 飛び乗った臨時列車に合わぬ席 | 阿部 日向子 | |
| 紙パンツ履いて年貢の納め時 | 八木 五十八 | |
| 暫くはツバメの宿の大家です | 磯香 | |
| マンネリに嫌気さしてる鳩時計 | 荘子 隆 | |
| 千光年の彼方に見える玉手箱 | ポルテーニョ | |
| 時間って年々速くなるんだね | 寺井 一也 | |
| 白寿です笑顔の時が回ってる | 三好 光明 | |
| 青りんご恋した日から赤くなる | 大浦 福子 | |
| 拉致の子を止まったままの時が待つ | 泉 | |
| 戦争を知らない時代かみしめる | ミツエ | |
| 冬木立春への時を刻みだす | ハッピーエイト | |
| 昼前に時を知らせる腹の虫 | きぃろっく | |
| アナログの時計わたしとまだ生きる | 高田 羅奈 | |
| 記念樹の太さしみじみ退官日 | 白瀬 白洞 | |
| 三十年消費期限も切れた恋 | 紫芋式部 | |
| わが街の饅頭になる時の人 | 大木 安沙 | |
| 砂時計時の流れを見せつける | 橋倉 久美子 | |
| 欲しかった時間を今は持て余し | おかの みつる | |
| その時の為にへそくりしています | 亀 歩 | |
| 年寄りにタイパ重視と責め立てる | みんせい | |
| 待ち時間自然と指が五七五 | なつ | |
| 波風に耐えて米寿の美酒に酔う | やす坊 | |
| 有能な議員も時にまよう金 | 綾 | |
| 肩車いずれ逆転する社会 | 坂田 康雄 | |
| マドンナが孫二人連れクラス会 | 正能 照也 | |
| 浦島のその後に千秋の老後 | 竹中 たかを | |
| 時効までのっぺらぼうになる男 | 西山 竹里 | |
| あと五分温い布団が引き留める | 山田 とく子 | |
| 秒針も長針もない高齢者 | 林 山柳 | |
| 国会の閉会待って大掃除 | 齋藤 光子 | |
| 見切り品が大見得を切る午後八時 | 白鳥 象堂 | |
| 夢ばかり追ってる針のない時計 | 原 洋一 | |
| 時刻表のように人生行きません | 真田 義子 | |
| 五十年喜怒哀楽の夫婦椀 | 福田 和人 | |
| ショウヘイの時給に吐息パート主婦 | はなぶさ | |
| 待っていたフリータイムを持て余す | 松村 しげる | |
| アルバムの中で我が家がワープする | 後藤 勲 | |
| 古時計まだまだ元気ネジを巻く | 西東南北 | |
| あの頃にタイムスリップクラス会 | ねこママ | |
| 只酒の時は欠かさず来る男 | 西井 茜雲 | |
| 長寿時代ペアで少子化付いてくる | 河内 菜遊 | |
| 千年の縁が繋ぐ君に触れ | peco42195 | |
| 丹田に気合い百まで生きてやる | 藤太郎 | |





























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